50円の勝ち!

2012年04月10日(火) 12:43

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

50-YEN-STAMP IS MORE PLEASING: I received a 50-yen-stamp in return, when I brought some of my old and ill-fitting brassieres to a WACOAL shop for recycle. The stamp is made of the paper which was manufactured with the RPF (Refuse Paper & Plastic Fuel) recycled from the collected brassieres. How nice! On the other hand, WASHINGTON Shoe Co, Ltd. is now announcing a campaign to collect old shoes, and participants will receive a 1,000-yen-coupon in return, which can only be used to buy a new pair of shoes over 7,350 yen at WASHINGTON’s shop. Which do you prefer? 50-yen-stamp or 1,000-yen-coupon? I prefer the former, as it is more pleasing campaign and WACOAL doesn’t push me hard to buy a new one in return.

以前ご紹介したWACOALのブラ・リサイクルバッグ(写真[1])に古いブラジャーを入れて店頭へ持っていってみました。新しいブラジャーを購入する予定はなかったので、渡すだけ渡してそそくさと立ち去ろうとしたのですが、お店の方が「少しお待ちください」と言ってレジの方へ行っちゃうから「なにゆえ?」とか思いながら待っていたら、素敵デザインの50円切手をくださいました(写真[2])。「ご協力くださった方にお渡ししています。ブラジャーをリサイクルして出来た燃料(RPF)を使って作られた紙を利用して作ったものです」とのご説明もいただきました。

 

[1] ブラ・リサイクルバッグ [2] 50円切手のお返し素敵 [3] セールス臭むんむん

なんかスゴク気持ちのイイお返しをいただいた気分。あまりにも気持ち良くなったので、もう一度タンスの中身を確認して、リサイクルに回せそうな古くてサイズが微妙に合っていないブラジャーをリサイクルへ回すことにしました。というわけで切手が2枚あるのです(写真[2])。で、ブラジャーの在庫が淋しくなったので、新しいのを1つ購入してきました。

帰り道、同じビルの中に入っていた銀座ワシントン靴店の店頭で靴の下取りキャンペーンについての案内に遭遇(写真[3]/Webサイトからの転載)。ブラジャーもさることながら、靴も長い眠りについてるヤツがあるんだよなぁーとか思いながらキャンペーンの内容を確認すると…、1足につき1,000円分のクーポンをもらえるけど、ワシントン靴店で7,350円以上(セール品を除く)の商品を買うときに、1点につき1枚(1,000円分)のみしか利用できない。しかもクーポンの有効期限が5月末日までと短い。そして何よりもの問題は、下取りした靴がその後、どうなるのかってところです。どこにも書かれていないので電話して聞いてみました(笑)。基本的には処分するけれども、状態の良いモノについては社内の研修などで活用させていただきます…というお返事でした。

単純にWACOALと銀座ワシントン靴店の両キャンペーンを比較すると、前者は気持ちよく参加したくなるし、ついでに新しいのを買ってしまおう!という気になるけれど、後者はセールス臭がにじみ過ぎてて、愛用してきた靴を持っていこう!という気にいまいちならない。50円対1,000円は50円の勝ちなのでした。