2011年12月の読書記録
2012年01月16日(月) 15:12
本&映画の紹介12月はミレニアム月間でした。第二部と第三部の合計4冊を読破。あー、面白かった。小説にはまると、仕事系、勉強系の本が疎かになってしまいますが、読んでて楽しいから止められない。
読書メーターさんのまとめによりますと、2011年の私の読書は合計115冊だったそうです。小説が多くなりすぎたのは反省。あと、月毎のばらつきももう少し減らしたい。2012年も読むぞー。
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3244ページ
ナイス数:18ナイス
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
一年を締めくくるに相応しい一冊でした。どんなときにも、誰を相手にしても自分を曲げることのないリスベットが、最後までその我を貫き通して裁判を乗り切り、しかし同時に、心ある人たちの意識的・無意識的な支えによって着実に人間として成長していく様を最後の最後まで読ませてくれた。読後感は最高に清々しい。なのに、相続をめぐって親族と長年の伴侶が争いを続けているという事実が解しがたい。
読了日:12月31日 著者:スティーグ・ラーソン
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
第三部になって登場人物が激増。どんな役どころも丁寧に描かれているため、誰一人適当な記憶で済ませるわけにはいかない感じがして読むの大変です。とりあえず、下巻を読まずして何も語れないので、この勢いでつづく。
読了日:12月25日 著者:スティーグ・ラーソン
西原理恵子の人生画力対決 3 (コミックス単行本)
今回も腹よじれました。本書の本題である画力対決部分も果てしなく面白いのだけど、それよりも何よりも理論社との戦争が笑えるし、泣けるし、勉強になる。高須クリニックの儲けっぷりは当然尋常じゃないが、西原、やっぱり相当稼いでいるな…。あやかりたい。いや、自分なりの努力をしよう。そんなことより、画力対決はどうすれば見に行けるのか? 来年の目標の一つにしたい(くだらない)。
読了日:12月20日 著者:西原 理恵子
友達がいないということ (ちくまプリマー新書 159)
タイトルに完全に騙された。歴史に名を刻むような文筆を残してきた人たちが本当はあーだったとか、こーだったとか、(私にとっては)かなりどーでもいい話。ひたすら愚痴り続け、ところどころに嫌みな発言を挟み、物知り顔で周囲や故人を切り刻む。不快でした。ゴメンナサイ。以後、出会わないように気をつけます。
読了日:12月16日 著者:小谷野 敦
伊藤Pのモヤモヤ仕事術 (集英社新書)
“ありがとう”とか“ごめんなさい”とか、言える自分でい続けられるようにガンバローと思いました。テレビみたいな外見的には華やかな世界を作る人たちは、地道にモヤモヤしながら、でも信念を持って、周囲に気を遣いながら這いつくばっているんですね。いつも笑わせてもらっているので、ホント、頭が上がりません。伊藤Pにはこれからもガンバッテいただかないと。
読了日:12月11日 著者:伊藤 隆行
婚活したらすごかった (新潮新書)
ホント、結婚しといて良かった、こんなことになる前に。わたしには頑張れそうにありません。
読了日:12月09日 著者:石神 賢介
ミレニアム2 火と戯れる女(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リスベットとザラの関係が明らかになる行で絶句してしまった、本気で。声も出てたかもしれん。電車内だったから怪しかっただろうな…(笑)。クライマックスに向けて、かなり加速度つきます。んなワケないだろっ、と多少ツッコミたくなる展開もないわけではないけれど、でも読ませてくれる。すごい筆致です。3、早く出ろ。
読了日:12月07日 著者:スティーグ・ラーソン
ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
つべこべ書いてる場合じゃない。下巻へ一直線。レビューはそっちを読んでから。
読了日:12月05日 著者:スティーグ・ラーソン
彼女はなぜ「それ」を選ぶのか?: 世界で売れる秘密
自分が“女子”だったんだなーとか思いながら読みました。でも、ただ“女子”と括るだけだと、文化差を見落としかねないなー、とか仕事柄考えることもまたしばし。とりあえず旦那には読んでもらいたい一冊です。男子のリサーチャーにもオススメかな。
読了日:12月01日 著者:パコ アンダーヒル