渦潮がっかり

2011年12月30日(金) 17:47

日本発信四方山話, 徳島

DISSAPPOINTED BY THE WHIRLPOOL: We expected to see huge whirlpools, but it was not the right season…we need to come back to see the big one up to 20 meters in diameter in spring. Instead of being freezed above the sea, we visited 2 temples to finalize our trip in Shikoku.

四国最終日。満潮の時間をめがけて大鳴門橋遊歩道“渦の道”へ行ってみました。鳴門海峡でグルグル渦を巻く渦潮を見るためです。グルグル渦巻きをばっちり目撃できるものだと激しく期待して行ったので、結果的には今回の旅程で一番のがっかりスポットとなりました。写真[1]がベストショットです。渦を巻いている…と思って見ればそう見えてきますから、そのつもりで見てください(笑)。

 

[1] 渦巻いてると思って見てねー [2] 第一札所霊山寺の本堂 [3] 第二札所極楽寺の小坊主

今回の旅程はなにげにゆったりしていたので、最終日は時間が余りました。で、何をしたかと言いますと、四国八十八カ所の第一札所 霊山寺でのお参りです。最終日に第一札所へ向かうという信心の無さ…。でも、本堂の天井を埋め尽くす提灯というか、灯籠というか(写真[2])が幻想的で美しく、思わず見入ってしまいました。本堂の脇には、まじめにお遍路を歩こうという信心深い方々のための勉強部屋があったり、白装束に身を包み(ただし上着のみ…)、杖をついて菅笠をかぶったご夫婦が熱心に手を合わせていたりするところも観られて感慨深かったです。勢いで近所にある第二札所の極楽寺にも行ってみました(写真[3])。第一札所と比べると、驚きの地味っぷり。参拝者も激減です。何事も、一番と二番は大きく差ができるんだなーとか思ったりなんかして。

そんなこんなで時間切れ。空港へと向かい、昼過ぎの便で東京へ戻ってきました。四国満喫の旅。とにかく寒くて肩の凝る旅でした。暖かいところへ行きたくなっちゃった。明日は早くも大晦日。一年を振り返りつつ、来年の旅行の計画でも練ろうと思います。