2011年11月の読書記録

2011年12月15日(木) 16:17

本&映画の紹介

のんびりしていたら、というかモリモリ仕事しながらホームページのリニューアル準備とかしていたら、あっという間に12月も半ばに差し掛かってしまいました。さすが師走。明日から三日連続鬼スケジュールなので、ブログお休みです。皆さんは、わたしのブログじゃなくて本でも読んでてください。11月のオススメは『かぜの科学』ですかねー。


読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2656ページ
ナイス数:11ナイス

地雷を踏む勇気 ~人生のとるにたらない警句 (生きる技術!叢書) 地雷を踏む勇気 ~人生のとるにたらない警句 (生きる技術!叢書)
小田嶋さん第二弾。病床の共にイイ感じ(笑)。マジメに考えながら読むとはまってしまう内容ばかりなので、そんな内容を何故かおもしろおかしく書けてしまう小田嶋さんくらいがちょうどイイ。
読了日:11月29日 著者:小田嶋 隆

その「正義」があぶない。 その「正義」があぶない。
日本の世相とメディアの反応を振り返るのに、小田嶋さんの文章ほど分かりやすくて、腑に落ちやすいものはないと思う。随所でしっかり笑わせてくれるし。こういう文章を堂々と発信してくれる人がいることは頼もしくて、嬉しいことだと思う。
読了日:11月27日 著者:小田嶋隆

女子の幸福論 女子の幸福論
投資信託のススメ。30代前半で投資信託をはじめて、見事に大赤字を計上している自分としては、あまり人に勧めたくないんだけども…。でも、今を楽しく生きるだけじゃなく、人に頼ることばかり考えるのでもなく、地に足付けて未来を見るべしってことには同意。ただし、どんなにガンバッテも将来に対する不安はなくなりませんよー。タイトル買いしてガッカリ系でした。
読了日:11月23日 著者:朝倉真弓

あらゆる領収書は経費で落とせる (中公新書ラクレ) あらゆる領収書は経費で落とせる (中公新書ラクレ)
こんな本を読んでいることがバレたら、税務署のチェックが厳しくなったりはしないだろうか(笑)。とりあえず、夜食費やレジャー費、そして“視察旅行”なんかを“福利厚生費”として計上すること。そうだったのか、個人事業主でも“福利厚生”はあって然るべきだったのか…。うーん、勉強になりました。
読了日:11月20日 著者:大村 大次郎

かぜの科学―もっとも身近な病の生態 かぜの科学―もっとも身近な病の生態
読み終えて間もないというのに夫婦でかぜを引いているのってどうなん? 我が家に風邪ウィルスをもたらした旦那に対して怒りつつ、風邪にもっとも効果があるのは“愛の処方箋”だという著者の一言を思い出す。かぜ薬の大半に効果がないということを知ってしまった今、それを摂取することに戸惑いを隠せない。しかし「効くはず…」と思い込んでプラシーボ効果を期待してはどうだ? 思い込んでたらプラシーボにならんやろ…。悶々としながら、早期回復を祈る今日この頃。結局、病は気からってことで。
読了日:11月15日 著者:ジェニファー アッカーマン

大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動 (ソフトバンク新書) 大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動 (ソフトバンク新書)
就職活動をしなければならない若者たちよ…、ガンバッテください。私は途中で逃げ出した口。でも、いろいろ何とかなったなー。大学受験と就職面接はもう二度とやりたくない。今でも夢に見てうなされるくらいに暗い思い出です。学生のうちは、こういう本を読んで参考にするっていう頭もなかったな…。現役就活者には参考になる内容が満載だと思います、たぶん。
読了日:11月13日 著者:沢田 健太

ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書) ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)
著者がこれまでに手がけてきた事例の紹介の合間合間に、データの見方、気づきを得るためのコツ、失敗から学ぶ大切さといった知見を埋め込んである。これを参考に自分でも行動観察してみよーと思ったビジネスマンが、自分でやってみて出来なくて、著者のところに相談に行くっていう感じ? うまい営業だ。
読了日:11月09日 著者:松波 晴人

ソーシャル消費の時代 2015年のビジネス・パラダイム (講談社BIZ) ソーシャル消費の時代 2015年のビジネス・パラダイム (講談社BIZ)
電通の人が書いてるからね…、かなり穿った近未来予測になっているのではないかと思ったりしてしまう。論拠として提示されている表やグラフがとにかく分かりにくくてまずそこでイラッと来た。それはともかく、内容としては、近未来というよりも、現状をざっくりと掴むのにイイ感じ。最近、若い世代の流行りとか全然わからんくなってきたからさ…(笑)。
読了日:11月06日 著者:上條 典夫

痴人の愛 (新潮文庫) 痴人の愛 (新潮文庫)
悪女どころか極悪人じゃねーか、この女? いや、それ以上に譲治さんがアホやね。“痴人”というのがまさにピッタリ。昭和22年発行の、大正時代を描いた物語ですが、現代にもそっくりそのまま通じてしまいそうな醜い男女関係が終始語られていました。立派な人間に育てようと思ったら、甘やかしてはイカンってことがよく分かった(笑)。
読了日:11月03日 著者:谷崎 潤一郎