プレゼンもデザインの一部

2011年09月02日(金) 19:14

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, イベントの話, モノ+コトの話

PRESENTATION IS A PART OF ITS DESIGN: I think so, especially for the Good Design Expo. Some small items were just displayed on the floor without a table as others have (photo#1). The Slide Shouji was the worst presentation of all (photo#2), and its note (photo#3) to tell the product is not properly working was even worse, because of its tiny typo in such a little amount of note.

しつこいくらいにGood Design Expoの話ですけど(今日で終わり。約束します)、会場での展示そのものもデザインの一部だと思うんですよねー。だから、残念な展示を見るとがっかりと憤りが混じって少し不快になります。

 

[1] 床に直置きの悲しい展示 [2] 最終日には既にボロボロ [3] 注意書きも書き損じ

毎年かならず数件見かけるように思いますが、明らかなる小物の展示なのに、台がなくて、床にゴロンと製品が転がっているっていうアレ(写真[1])。わざわざ屈んでじっくり見てくれる人はほとんどいなくて、素通りされること間違いなしです(一人、ガンバッテ見てくれてますけども…)。申請のときとかに失敗するとこうなってしまうんでしょうか? 応募経験がないので分かりませんが、一緒に会場を回っていた旦那に言わせると、「運営側に愛がなさ過ぎる」そうです。確かに、そんなに数があるわけではないのだから、最終的な設営の段階でなんとかしてあげる優しさがあっても良いような気はします。裏方の事情とか分からないままに勝手を言いますけども…。

今年、飛び抜けてヒドイ展示だったのは、某社が製作したスライド式の障子というヤツで、最終日に我々が見たときには、それはそれは無残な姿になっていました(写真[2])。製作出展者によりますと、“製作者の都合により障子の開閉が出来ません”という状態なのに、この注意書きに気づかずに開閉しようとしてしまったお客さんが居たがために、こんなボロボロな状態にまでなってしまったのではないかと推測されます。この事態を招いたのは“製作者”であるということを主張する“製作出展者”。なんか、社内のギクシャクした関係が想像されて少し寒いのですが、製作出展者も、こんなちょっとした注意書き一つ作るのにミスってしまっていて、重ねて笑えます…。2文目、よくよく読んでみてください(写真[3])。