都営地下鉄の親切
2011年05月20日(金) 12:20
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, モノ+コトの話最近、都営地下鉄に乗る機会が増えてる気がします。東京メトロと都営地下鉄を併用して最短距離で移動をしよーと考えられるくらいは大人になったということか(笑)。
都営地下鉄の利用頻度があがって少し気がついたのですが、東京メトロよりも都営地下鉄のほうがインフォメーションが親切です。たとえば、矢印の方向へ進み、ホームの中ほどまで行けば改札階ゆきのエレベーターがあります(写真[1])とか、ここからは見えませんけど、この裏にエスカレーターがあります(写真[2])とか、お客さんがきっと欲しいに違いない!っていう情報をホームのあちこちで、しかも結構わかりやすく提供してくれています。
中でも一番嬉しいのは、この階段を上ったところに改札がありますが、その改札は当駅にはその1ヶ所しかありません(写真[3])っていう情報がホームに用意されていること。東京には複数の改札を備えた駅がたくさんありまして、出るところを間違えると、かなりのロスタイム。迷いに迷って約束の時間に遅れたり、遅れるならまだしも最後までたどり着けない…ってことはさすがにこれまでなかったけれど、とにかく、改札一つの間違いでめったやたらと歩かなければならなくなったりしてスゴク大変なのだ。とりあえず、外へ出るための改札が一つしかない!ってことをホームにいる段階で確認できると至極嬉しい。都営地下鉄はそれをしてくれているのです。東京メトロより初乗り10円高いけど、許してあげようって気になるくらい素敵なエクスペリエンスデザインです。