和室のビジネスホテル

2011年05月16日(月) 17:34

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今日は、富山で利用したビジネスホテル、コンセプトホテル和休(以後、和休)のご紹介。

 

[1] 客室が琉球畳の和室なのだ [2] 館内すべて土足厳禁です [3] でも下足札を忘れがち…

ゴールデンウィーク中だったので予約は難しいかと思いきや、あっさり空室を抑えられたので、そこに3泊してきました。数ある(と言ってもさほど選択肢はありませんでしたが…)ビジネスホテルの中で和休を選んだ一番の理由は、客室が和室(つまり畳。しかも琉球畳でオシャレ感アップ)だという点です(写真[1])。なかなか斬新なリニューアルじゃ〜ありませんか。わたし、プチ足裏潔癖症なので、裸足であちこち歩くことができません。かなりキレイにしているホテルの客室でも、毎日犬フンを踏んづけているオランダ人が昨日の夜この部屋を使ったかもしれない…と思うと(かなり確率低いがね…笑)、絶対にスリッパ着用です。海外のホテルはスリッパ持参あたり前。そんなこと気にしない旦那が裸足でその辺を歩いて、そのままの足でベッドに入ったりすると、激怒します。

和休に到着してまずビックリしたのは、客室の入口ではなく、ホテルの入口で靴を脱がされること。上がり口は段差になっていて(写真[2])、上がった先には居酒屋さんなんかでよく見かける靴箱がズラズラっと並んでいました。靴をいれて、下足札を抜き取り、部屋に持っていきます。館内を全部土足厳禁にするのはなかなかのアイデアだと思います。客室に玄関もどきのスペースを作る必要がなくなるので、部屋のゆったり感が増しますし、何より、外国人客などが土足でづかづかと畳にあがっているかもしれない…という不安が完全になくなりますから、安心して裸足になれます。

難点をあげるとしたら、出かけるときに下足札を持っていくのを忘れがちってところでしょうか。一台しかないエレベータの中には、写真[3]のように「下足札をお持ちですか」というリマインドが張り出されていました。館内、せっかく素敵にリニューアルしたのに、こういう張り紙をしなければならないのはスゴク残念ですね。それに、わざわざ張り紙を用意しているってーことは、それなりの数のお客様が下足札を忘れて、部屋へ取りに戻る羽目になっているということでしょう、きっと。

さて、どうすれば改善できるでしょう? 
たとえばカードキーを採用しているホテルでは、カードキーを差さなければ電気がつかないようになっていたりしますね。その差し込み口はドアのすぐ近くにあるのが普通です。この仕組みの隠れた利点は、部屋を出るときにドアの近くでカードキーを目にするおかげで、忘れずに持って出られるようになる点です。和休の下足札も同じように、客室のドアの近くに置き場所を用意してあげれば、多少は改善されるかもしれません。それでも忘れる人は出てきそうなので、フロントで預かることにするってのが一番ではないかな?と思います。外出するときはどうせ鍵をフロントに預ける仕組みなので、各部屋の鍵と下足札を保管する場所をフロント内に用意し、そこに…


・鍵がある=お客様は外出中
・下足札がある=お客様は部屋に滞在中

とすれば、客の出入りも確認しやすくなるし、下足札をとりに部屋に戻るような手間をお客様に強いる危険性を回避できそうです。フロントの仕事がちょこっと増えてはしまいますけども…。