ドラえもんとハットリくん
2011年05月10日(火) 17:13
日本発信四方山話, 富山5泊6日の富山旅行でした。当初は3泊とか、4泊とかを想定していたのですが、飛行機がとれず、思いがけない長旅となったのです。友人には「富山で6日間も何するの?絶対に時間を持て余すって」と言われ、富山に到着した日の夜に行った居酒屋の大将には「富山に5泊?物好きだな〜」と言われました(笑)。でもそれなりに楽しめた。マイナー空港拠点の旅(第一弾)はまずまずの満足度です。でも、さすがに最終日になって少々時間を持て余しましたけどね…。
その持て余した時間をどう過ごすか…と悩んだ結果、藤子不二雄ワールドを堪能することになりました。全然知らなかったけど、富山県高岡市は藤子・F・不二雄氏の、富山県氷見市は藤子不二雄A(本当は○の中にA)氏の出身地なのだそうですよ。すんごい漫画家を二人も輩出しているのです、富山県は。
高岡おとぎの森公園には、『ドラえもん』に登場する土管のある空き地にお馴染みのキャラクターの像が揃っています(写真[1]/画角の関係でスネ夫はカット…笑)。高岡開町400年を記念して作られたドラえもん日時計も同じ公園内にありますが、こちらの出来はいまいちなので見なくてよろしい。ドラえもんやのび太やジャイアンの像と戯れれば十分です。
少し北上しまして氷見市へ行くと、藤子不二雄A氏の生家である光善寺があります。住職の長男として生まれたそうで、現在その光善寺境内には、忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、そして笑ゥせぇるすまん喪黒福造の等身大石像が並んでいます(写真[2])。4人?!ともやたらとデカイ。漫画のキャラクターって案外デカイのね。氷見市には他にも、忍者ハットリくんとその仲間達のモニュメントが並ぶまんがロードなる通りがあったり、藤子不二雄A氏の経歴や原画を展示する氷見市潮風ギャラリーがあったり、湊川に架かる虹の橋にはカラクリ時計も仕込まれていて、毎時ちょうどにハットリくんたちのショーを見られるようになっていたり、と町のあちこちで藤子不二雄A氏の偉業を確かめられるようになっています。
いやしかし、ぜんぜん時間が潰れない。飛行機の時間まで余裕ありすぎ。ということで再度高岡市へ戻りまして、漫画家154人による合作“絵筆塔”なるものを見ました(写真[3])。154人の中には当然、藤子不二雄A氏がいたり、『ゴルゴ13』のさいとう・たかを氏や『鉄腕アトム』の手塚治虫氏、日本酒メーカー黄桜のキャラクターを描かれた小島功氏などがいたりして、見ていて飽きない!って言う人もいると思いますが、わたしはダメでした。5分と持たなかった(笑)。
そんなわけで、富山県。もう見るとこ無い!ってくらいに見尽くしてきた感じです。
その他の写真はWebアルバムにまとめましたので良かったらどうぞ。