もんじゃはがしストラ

2010年09月15日(水) 09:54

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, おいしいモノの話, サインやUIの話

10年ぶりくらいになります。月島でもんじゃ焼きを楽しんできました。食通のお友達夫婦と一緒だったので、メニューのチョイスから、味付け、焼くところまでぜ〜んぶお任せ。わたし達は食べるだけ。楽ちんで美味しすぎる企画でした。最初に食べた“もち明太もんじゃ”が最高に美味でした(写真[1], [2])。ピリっと辛い明太子とモチモチのお餅がたっぷりのキャベツの中に潜んでいる感じ。う〜、また食べたいです。

 

[1] もち明太もんじゃ…最高 [2] 土手を作って焼いてます [3] 月島のとあるコンビニ店頭

そんなもんじゃ屋だらけの町、月島をブラブラ歩いていたときに通りかかったコンビニの店頭には、“もんじゃはがし携帯ストラップ”を売り込むポスターが貼られていました(写真[3])。月島だからこそ売れるというか、月島じゃないと売れないというか、そんなベタベタなおみやげをコンビニで売ってしまうくらいに月島はもんじゃ焼きの町なのです。

そんなウィンドウを眺めながら、一度は通り過ぎたんですが、引き返しました。“もんじゃはがしストラ…”って何?と思って。もんじゃ焼きを食べるときに使うあの小さなヘラのことを“もんじゃはがし”と呼ぶことすら知らなかったし、ストラップの途中で改行しちゃっているものだから、私の中では日本語としてまったく意味をなさない貼り紙になっちゃってました。私なら…


もんじゃはがし
携帯ストラップ
おみやげにどうぞ


ってするな。こうして三行にするのがベストでしょぉ。どうしても二行にしたいなら…


もんじゃはがしストラップ
おみやげにどうぞ


だろうね。逆にこうして関心を引くのが狙いだったりとか? んなことまで考えているとは絶対に思えない。改行位置ひとつで貼り紙は分かりやすくもなるし、このとおり全く何も伝えないモノにもなるのです。日本人なら改行位置にまで心を配りましょう。