日本郵便のタウンメール

2010年08月23日(月) 14:35

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

近所の針灸整骨院から暑中見舞いのハガキが届きました(写真[1])。診察を受けたことがないのに何故?と思ったら、日本郵便が提供するサービスの一つ配達地域指定郵便物(タウンメール)を使って届けられたハガキでした(写真[2])。

 

[1] なぜか暑中見舞いが届く [2] こういう届け方ができるらしい

指定された地域の全戸に漏れなく郵便物を届けてくれるってやつです。Panasonicが石油温風器の不具合をうけて、全品回収の告知を打った際、新聞折り込みチラシと共にこのタウンメールが使われたそうです。つまり、日本にお住まいの皆さんのお宅にも一度は届いたことがあるってことです。ご記憶ですか? 

それにしても言ってみればコレ、郵便受けへの投げ込みチラシと同じですよね。新規顧客の獲得を狙って広告を出す側にとっては便利なサービスかもしれませんが、受け取り手にしてみたらゴミが増えるだけで軽く迷惑かも(笑)。家庭ゴミの有料化が進むにつれて世間の風当たりは厳しくなるかもしれません。でも、先日ご紹介したエコ配みたいな新規参入や宅急便大手との市場競争に負けじと日本郵便も頭を使わなければならないわけで、実は私の知らないサービスが結構あることを知る良いきっかけになりました。

とは言え、日本郵便はよく郵便物を紛失するからな…。大事なものほど届かない(笑)。最近もインドへ送った書面がどこかへ失せてしまって、FedExで再送する羽目になったし。国外に出てからの責任は日本郵便にはないのかもしれないけど…。以前、実家へ送った郵便がどこぞへ失せてしまったときには、送るときに使った窓口まで出向いて文句を言ってやった。そうしたら、「当局で紛失したとは限りませんので…」と、まるで“うちはきちんと発送したけど、配送途中のどこかで紛失したに違いないからうちは悪くありません”な感じでアッタマにきたのを覚えています。どこで紛失しようと日本郵便の業務内で紛失したことは間違いないのだから、とりあえず代表して謝れよなぁ〜(怒)。と、昔のことを根に持って、わたしは日本郵便を信用しないのでした。話が逸れてきたのでこれにてお終い。