エコバッグがエコ配で届く

2010年08月12日(木) 15:02

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

先日ご紹介した映画『Beautiful islandsのエコバッグが当たりました!

 

[1] 映画のチラシ [2] エコバッグ当たりました! [3] エコ配でお届け

映画の感想をTwitterでつぶやいたり、ブログに書いたりした人の中から抽選で20名様にプレゼント(写真[1])とあったので応募してみたら、軽く当選してしまった。なんか無駄に運を使ってしまったような気もするが…。

で、届いたエコバッグは大きさもエコで(つまり小さいのだ。15cm×20cm×8cmくらい)、お買い物とかには使えそうにないサイズです(写真[2])。OLさんとかがお弁当を入れて会社に行くとかいうのが想定かな? うちはどないしよ?

エコバッグを届けるのもエコじゃなきゃならないってことで、二酸化炭素を日々排出しまくりの大手宅配会社ではなく(大手さんも色々と取り組んではいるようですが…)、エコロジー&エコノミーな新発想の宅急便と銘打った“エコ配”で届きました(写真[3])。初めて聞く社名です。Webサイトによりますと、集荷・配達エリアを都市部に限定し、配送員1人あたりの配送エリアを狭く設定することで自転車や電気自動車等のECO車両のみでの宅配実現を目指しているのだとか。今のところ1人あたりの配送エリアは1.71キロメートルで、これだとまだ一般車両の力を借りなければすべての荷物を届けきれないようですが、これを500メートルにまで縮小できれば、ECO車両による宅配を100%にできる見込みだそうです。

サービス内容を見て思ったのは…、郵便局、宅急便(バイク便・自転車便含む)、引っ越し業者、オフィス用品の通販などなどがやっているサービスを思い切って全部やります!的な内容で、二酸化炭素排出量ゼロを目指すという取り組み以外の部分に新発想は見当たりません(笑)。配達に使うリヤカーの車体に広告を掲載するサービスは他ではあまり見ない感じしますけど、都営地下鉄などでたまに見かける全面広告電車と発想は同じなので新規性はやっぱり無し。どれもこれも二番煎じ、三番煎じな感じで“エコロジー&エコノミーな新発想”の宅急便という謳い文句が逆にむなしく響きます。もしかしたら料金がスーパーエコ(つまり激安)だったりするのかな?