意地悪な作り

2010年03月04日(木) 16:56

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ここに越してきて半年が経ちました。部屋の間取りや窓から見える景色に大満足の日々ですが、ひとつ、どうしても慣れられないことが…。

 

[1] 我が家のインターホン [2] トイレの電気は下 [3] 洗面所の電気は上

インターホンの仕様です。お客さん(と言ってもほぼ100%宅配屋さんです)が1階のエントランスでうちの部屋番号を押すと“来客2”のインジケータランプ(写真[1])がついて、ピーンポ〜ンと音が一回鳴ります。玄関先で我が家の呼び鈴(今どき“呼び鈴”なんて言わないか?!)が押されると、“来客1”のインジケータランプがついて、ピーンポ〜ンピーンポ〜ンと音が二回鳴ります。

インジケータの数字と音が鳴る回数が合っていないのです。それに“来客1”とか“来客2”とかいうラベルが分かりにくい。1階のエントランスで先に鳴らすわけだから、順番で考えたらそっちが“来客1”だと思うのだけど、なぜかそっちが 2 。お客さんが必ず下で一度ベルを鳴らしてくれるなら、回数ではなくて、単純に一回目の音は下、二回目は玄関先って具合に考えることもできそうですが、宅配屋さんによってはいきなり玄関先に来ちゃう人もいるので、下だと思っていたらもう上にいた!なんてこともあります。それに、ベルの回数は参考になるようでいまいちなりません。音は右の耳から左の耳へ(逆も可)、すんなり通り抜けてしまうので、たった今きいた音だというのに、一回なっただけなのか、二回なったのか、もう分からなくなっちゃったりとかするのです。仕方ないからインジケータランプの点灯を確認する。そして毎回、「来客2だから…(しばし考える)下だから、エントランスの鍵を開けてあげないとならないんだよね…」ってな具合に頭を使わないとなりません。もう最近は考えるのが面倒だから、インターホンの受話器をとって「下ですか?」って聞いちゃったりしています(笑)。今日も聞きました。

おまけですが、トイレと洗面所の電気スイッチも実は気に入らない。どちらも、電灯のスイッチと換気扇のスイッチがセットになっていますが、上下が逆なんです…。トイレは換気扇が上で電灯が下(写真[2])、洗面所は電灯が上で換気扇が下(写真[3])。なんでこんな意地悪するんだよっ!という作りに日々イラっとする短気なわたしでした。