欲しい情報を要約!

2010年03月03日(水) 23:22

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, サインやUIの話, モノ+コトの話

以前、日本で見つけて感激したとあるジュースをロンドンで発見。イギリス生まれのエナジードリンク fireflyです(写真[1])。日本でも、ナチュラルローソンをはじめ、健康志向のオシャレさんをターゲットにしたカフェやホテルで手に入るようです。ボトルもステキですが、Webサイトもステキぃ〜、なのを今日発見しました。

 

[1] ロンドンでfireflyを発見 [2] 裏面の原材料と成分表示 [3] 肝心なところを要約!

このfireflyの何に感激したかと言うと、ボトルのデザインもさることながら、ボトル裏面に表示されている蘊蓄の数々を要約してくれているところ(写真[2][3])です。原材料や栄養成分表示など、飲料水や食品を販売するにあたっては省略できないところだと思いますが、わたしのようなズボラさんには、どの製品の表示もちょっと情報過多なんですよね。幸い、アレルギーの類はいっさい持っていないので、原材料まで細かく意識してモノを買うことはほとんどありません。もちろん、添加物満載のモノより、ナチュラルな製品のほうがイイだろうと(なんとなくレベルで)思うので、添加物が少ないモノを買いたいとは思っていますが、正直たいして気にしていないというのが本当のところ。で、このfireflyです。“原材料はall naturalですぜ!”とか、“砂糖はいっさい使ってませ〜ん”とか、“この成分が貴女の目を覚まします”とか、手書き風にポイントを書き足してくれています。そうそう、ユーザはこのくらいの情報しか求めていないのよ(笑)。詳しい情報を必要とする人もいらっしゃるでしょうから、最初から情報を省略するわけにはいきません。でも、パッと見で必要十分な情報をとりたいと思うユーザがいることも確か。なんとも嬉しい配慮です。おかげでボトルのデザインも一層ステキに見えますね。

肝心のお味は、一言で言うなら“不味さがクセになる”って感じ(笑)。ハーブがダメな人はきっとダメです。でも、最初に感じる苦みというか、薬っぽさみたいなものが後からうま味に変わる感じ。けっこうなお値段ですが(330mlで500円くらいだったはず)、気になる方はぜひお試しを。