アダプターが1つになった

2010年03月02日(火) 16:24

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, モノ+コトの話

出張用お役立ち小物の紹介第三弾。今回の出張で一番の活躍だった電源プラグ変換アダプターです。

18年前、それこそ生まれて初めて海外旅行をすると決まったときにも、電器屋さんでアダプターを買いました。そのとき購入したのは確か、アダプター5個セットだったと思います。その5個の中から、イギリス向けの形状のものを一つ持っていけばよかったのですが、間違えたらアウトだと思うと心配で心配で、とりあえず全部、スーツケースに入れて持っていったというお馬鹿さんなお話。そこまでして何をイギリスで使いたかったかと言うと…ドライヤーでした。若いころは、ブローとかしてたんだ、私も(笑)。

 

[1] 組み立て式アダプター [2] こんな風に組み立てて [3] プラグに差します

で、最近のアダプターは、写真[1]のようなちょっとロボットチックな出で立ちになってました。2個のパーツを、あんな風や、こんな風に合体させたり、突起を出したり引っこめたりすることで、なんと世界150カ国以上の電源プラグに対応するというスグレもの。この手のものはいつも旦那にお任せだったので、久しぶりに海外一人旅へと向かう私に旦那が持たせてくれるまでお目にかかることはありませんでした。

5通りの組み立て方しかないし、現地でプラグの形状を見れば簡単に正解にたどり着くだろうと高をくくって練習もしなかったので、実はロンドンでかなり慌てましたが、なんとか無事に組み立てて(写真[2])、プラグに差し込み完了(写真[3])。ホテルの電気、使えました。

コンパクトなサイズに収まっているので持ち運びも楽々ですが、欲を言うなら、突起を隠すカバーみたいなのをつけてくれると鞄の中に入れるときの安心感が増すでしょう。飛び出したままだと、何かに穴をあけてしまいそうで心配。それから、合体させるときにカチッと感が薄いです。組み立てに力要らずなのはイイのですが、あまりにも簡単に外れてしまうので、プラグから引き抜くときに、片割れがプラグに残ったままになりやすい。パーツを一つプラグに差したままで忘れてきたり、どこかに落としてしまったりする危険があります。もう少し、カチッと合体させられるようにしてくれると嬉しいなっと。でも、かつては5個ばらばらだったアダプターを一つにまとめてくれたというだけで、実際のところは嬉しすぎる進歩でした。ながらく気づかなくてゴメンなさい。作ってくれた人、アリガトウ。