Midtown Blossom

2010年03月29日(月) 14:40

日本発信四方山話, 東京

桜の開花宣言も済んだというのに、連日真冬のような寒さが続いています。一度あたたかくなった後だから尚更つらいですね。しかし花の命は短い。散りゆく前に桜を愛でようと東京ミッドタウンのMidtown Blossomというイベントに寄ってみました。予想はしていましたが、桜は見頃にはほど遠く、寒すぎるお散歩となりました。でも、Midtown Blossom会期中(4月4日までです)ミッドタウン・ガーデンにオープンしている桜カフェへ行けば、花の香り漂う花足湯で暖まることができます(写真[1]/カフェは毎日オープンしているようですが花足湯は土日祝のみのようです)。足は温まりますが、上半身は冷え切ってしまうという仕組みになっていますので(オープンカフェだからね…)、これから行く人は着込んで行くべし。

 

[1] 花足湯で暖まろう [2] 和紙でできた芝SAKURA [3] 華道家さんの大作”花神”

満開の桜を愛でられるまではまだ一週間くらいかかりそうでしたが、和紙で作った芝SAKURAの庭(写真[2])や華道家、前野博紀さんの桜装飾“花の森Ⅲ・花神”(写真[3])など春の息吹を感じさせてくれるアートがあちこちに用意されていました。どれも人工の美ではありますが、それでも春らしい彩りに心が弾みます。暗くて寒い冬の後だからその喜びはいっそうですね。来週末は、暖かい日差しの下で桜を愛でられるとイイのですが…。

ちなみにそんな寒空の下、六本木アートナイト2010という夜通しアートを楽しむイベントも同時開催されていました。地球温暖化に立ち向かう意思表示をすべく電気を消して静かに過ごす人たちがいるかと思えば、オールナイトで電気を使いまくるイベントもあったりして、その両方に顔を出しているわたし達の一貫性のなさというか、主張のなさというか、ただのイベント好きというか、自分で言うのもなんですがダメですね(笑)。とりあえず、夜通し外で遊ぶ元気はもう欠片もないので、どちらかというとEARTH HOUR寄りってことでひとつ…。