なかなか繋がらない…

2010年02月15日(月) 17:07

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, サインやUIの話, モノ+コトの話

出張も今日で終わり。今晩の飛行機で日本へ向かいます。

夜も週末も、もりもり仕事をしなければならなかったので、ホテルでのインターネット接続が欠かせない出張でした。ヨーロッパのホテルは多くの場合、ネット接続が別料金です。今回利用したホテルも1日につき15ポンドもかかりました。インフラが整っていて、ネット接続無料が当たり前の日本のホテルは本当に素晴らしい。

最初の3日間くらいは本当に大変でした。何度、ヘルプセンターに電話したことか。

 

[1] どっち選べばイイの? [2] 住所入れるの面倒くさい [3] エラーの出方が違います

ネットに接続した後、ブラウザを開くとまず、Voucher(バウチャー)を持っているかどうかと聞かれます。これはすんなりYesを選べました。しかしその後で表示される画面(写真[1])で最初の躓きです。Voucher code accessとSpecial Codesのどちらを選べばイイのか分からない。まぁ、選択肢は二つなので両方試してみればイイかっと軽く考えたのですが、事はそう簡単に済みませんでした。どちらの選択肢を選んでも次にName(名前)、Address(住所)、Zip code(郵便番号)の記入を求められ、Voucher code(バウチャーコード)というのを入れた上で利用条件に同意する旨のチェックをつけて、Submit(送信)する流れになっています。

Voucher code(バウチャーコード)が間違っていると写真[2]のようなエラー画面が表示され、利用条件に同意するのを忘れると写真[3]のようなエラーダイアログが表示されます。Submit(送信)ボタンを右端に配置して欲しいとか、エラー画面を統一しろよ!とか細かい話もいろいろとありますが、わたしが一番イラッと来たのは、Name(名前)欄には“名字のみ”入力しなければならないということ。そんなこと、どこにも書いてないじゃないかっ(怒)。フルネーム入れてるもんだから繋がるはずがない。どうにも繋がらないからヘルプセンターに電話をしたら、Name(名前)欄には名字のみ入れろ!と言われ、しかし言うとおりに“Sato”と入れても繋がらない。いい加減イライラしながら状況を伝えると“Naokosato”と入れろと言う。「だからそれはフルネームだから、名字だけ入れるんでしょ? あんたさっきそう言ったじゃん(怒怒怒)」と言ってる途中で向こうが、「ネットに接続したいの? したくないの? したいんだったら言うとおりにしなさいよっ」と逆ギレ。あったま来た。「接続したいに決まってんじゃん、金払ってんだから(怒怒怒怒怒)」とかなりの勢いでどなったら、やっと状況を説明してくれた。なんでもホテルのスタッフが私の名字を登録し間違えて、私の名字は“Naokosato”ということになっているからName(名前)欄にそう入れないと繋がらない、っとな。間違ってんじゃね〜よったく。

そんなフロントスタッフのミスに気付くまでしばらくかかったので、何回も住所を入力しなければならなくて本当に頭に来ました。なんで住所が必要なのか全然わからないけど、入れないと先へ進めません。ホテルには住所情報を渡してあるのだから、そっちで入れてくれればイイのに(で、また間違えて登録されたりして大変になるかもしれないけれど…)。連泊の客にも毎日入力させるのはどうよ? それにパスワードの変更は日付が変わるところで行うらしく、夜に使ったパスワードでは翌朝接続できなかったりします。毎朝フロントに電話をしてパスワードを聞かなければならなくて本っ当に面倒。それに、ヘルプセンターの人は“とりあえず今つながるようにしてやれば納得するだろう”という感じで、場合によっては名前が間違っていようが、パスワードが間違っていようが、とりあえず繋いでくれちゃったりするので、原因究明に余計な時間がかかるのでした。そういう場当たり的な対応、やめたほうがイイと思うのですが…。

とにかく、こことも今日でおさらばです。嬉しい。早く日本に帰りたい。