ふりがなとフリガナ
2010年02月03日(水) 19:14
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, モノ+コトの話日本に帰ってきて、あちこちの住所変更やら新規登録やらをWebでさんざんやりましたが、あの“フリガナ”の欄にモノ申す。漢字で氏名を記入した後、カタカナでフリガナを入力させられることが多いですが、そうすると、次に自分の名前を打ち込んで漢字に変換しようとしたときに、最初の変換候補がカタカナになってしまうんですよね。賢い私のパソコン君は、最近の変換を覚えていて、それを筆頭の変換候補として示してくれる。有難迷惑というやつです。でも、それが本当に有り難いことのほうが多いのも事実。
だから、入力フォームのほうを一工夫して欲しいのだ。フォームが紙あたりまえだった頃は、癖のある手書きの文字でも読み間違えたりしにくいようにフリガナにはカタカナを、というのが定番だったのだと思います。平仮名だと、“め”と“ぬ”とか、“ら”と“ろ”とか、雑に書かれると判別しにくい文字がたくさんありますから。
でもWeb上のフォームだったら、平仮名でもイイじゃないか〜。平仮名で“ふりがな”をふるのであれば、変換せずに確定できるから次に名前を打つときに影響しないのです。
写真はそんなユーザーの気持ちに気づいて平仮名で“ふりがな”入力を求めているとあるサイトの会員登録フォーム。平仮名だ〜!と喜んでデータを入力し、次の画面へ進んだら、電話番号はハイフン付きで入れろ!と怒られました。あははは、ガックリです。書いとけよっ。でも“ふりがな”欄にカタカナで入力しても怒られませんでした。な〜んだ、どっちでもイイのか?!
というか、“ふりがな”となってたら平仮名で、“フリガナ“となってたらカタカナで入力するのが当たり前だと思っていて、素直にカタカナで入力してる私がアホ? 遠慮せず、いつでも平仮名で入れれば普通に通るのかもしれない。もしかして今さらな気づき? みんな知ってた?