韓国ヌードル三選

2009年12月26日(土) 22:57

UXいろいろ, アジアのそこここ, おいしいモノの話, 韓国

韓国には私の大好きなメニューがたくさんあります。何より辛いモノが好きだし、キムチとナムルはバカ好き。ご存知(知らないか?)辛ラーメンなんてオランダやアメリカでも常備していた我が家の非常食(常食と言っても良いかも…笑)。

韓国で食べる焼き肉もすごく楽しみにしていたのですが、焼き肉は…、韓国で安い焼き肉を食べるより、東京で高い肉を食べるほうがウマイという結論に達しました。旅先では根っからのケチに火がついてつい安く済ませようとしてしまうから。もちろん、韓国で高いお肉をガッツリ食べれば極上なのでしょうが、今回はパスしちゃいました。代わりにと言ってはなんですが、ヌードル三昧の3泊4日。ということで、極上の韓国ヌードルを三種、ご紹介します。

 

[1] 極上!北村カルクッス [2] アサリだしのカルクッス [3] 最後は冷麺

最初に訪れたのは1395年に正宮として創建された景福宮(キョンポックン)の国立民俗博物館入り口からすぐのところにある北村カルクッス(プッチョンカルクッス)。カルクッスは小麦粉で作る韓国風うどんのことです。こちらのカルクッスは中太でコシのある手打ち麺(写真[1])。正午前に入ったのでさほど待たずに案内されましたが、わたし達が食事を終えて退店するときには長蛇の列になってました。スゴイ人気です。その人気にはあっさり納得。だって、本気でめちゃくちゃ美味しかったです。絶対にオススメ。

翌日の昼、工芸品や雑貨のお店が軒を連ねる仁寺洞(インサドン)の目抜き通り仁寺洞ギルにあるケンマウルミルバッチプへ、またしてもカルクッスを食べに行きました。こちらのお店は韓国西海岸発祥のアサリでダシを取るバジラカルクッスが売りです(写真[2])。この日も正午前に入ったのであっさり座れましたが、出る頃にはぞくぞくお客さんが集まってきてました。やはり大人気です。カルクッスを2人前頼んだらひとつの巨大な丼に二人分が入ってきたからビックリ。これで普通なのか?と思って周囲を見回したら、4人組のお客さんがわたし達の丼とは比べものにならないくら大きな丼(タライと言ってもイイくらい笑)に入ったうどんを小皿に各自とり分けて食べてました。これで普通らしいです。いったい何人前までひとつにまとめられるのか、気になって仕方ない…。

同じ日の夕方、さすがに二食カルクッスはないだろってんで、冷麺を食べることにしました。2008年に焼失した南大門(ナンデムン)の近くにあるカンソ麺屋(カンソ ミョノッ)で、寒くて日々凍えているのになぜか冷麺を食する二人(笑)。わたしが選んだのは平壌冷麺(ムルネンミョン/写真[3])。「このキムチを入れて食べてね〜」と言われたので、キムチをたっぷり入れて辛辛辛にして食べました。辛〜い。当たり前。でもウマ〜イ。また食べたいです。

ヌードル好きのわたし達には、ヤバイ国でした。どれもウマ過ぎ。敢えてどれかを選ぶなら、やっぱり北村カルクッスです。またソウルを訪れる機会があったら、絶対に再訪します。