追い越し車線はどっち?
2009年12月24日(木) 22:35
UXいろいろ, アジアのそこここ, サインやUIの話, 韓国韓国って、左ハンドルの右側通行だったんですね。アメリカと一緒。そして日本と逆。そして、道路上のルールと一緒で動く歩道やエスカレータで立ち止まるのは右側、追い越しは左側ってことになってました。で、市内の地下鉄駅でたびたびお世話になったエスカレータの乗り口にあったのが写真[1]の表示です。何度も言いますが、わたしにとってハングル文字は絵みたいなものなので、こう書かれてしまうと何を言ってるのか分からない! 帰宅してよくよく写真を見てみると、両方の足に同じことが書かれてますね〜。ということは、“歩くべからず”という意味だったのでしょうか? でもみんな歩いてました。左側の追い越し車線では。調べる術もないので、本当の意味は分からずじまいです。
写真[2]は金浦空港の動く歩道の乗り口にあった表示です。どうでしょう? 左側が追い越し車線だってことはっきりくっきり分かりますよね。読めない文字をわざわざ印刷するよりも、こうして左右の足を少しずらして配置するだけで、違う文化から訪れた旅行者にも地域のルールがしっかり伝わります。あ〜、素敵。観光客に優しい案内表示、日本でも徹底しましょう。言葉が分からない痛み、今回の韓国旅行で本当によく分かりましたから。