歩道の共有〜ポーランド編
2009年10月15日(木) 13:26
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, サインやUIの話, ポーランド, モノ+コトの話日本では歩道を歩行者と自転車で分け合う作戦らしいというお話を昨日ご紹介しました。それを書いていてふと、ポーランドのクラクフでは同じく”歩道”を歩行者と車が分け合っていたのを思いだしたのでご紹介。
泥や排気ガスですっかり黒くなってしまった雪や氷が路面に残っているため車道と歩道の境目が分かりにくいですが、想像力を抜群に働かせて写真[1]をご覧ください。この通りは一方通行ですが、その両側に路駐が認められています。ただし、車体の半分を歩道に乗り上げるのが条件。そうして車一台分のスペースを車道中央に確保します。
別の通りに行くと、写真[2]のような標識がありました。これはつまり、路駐してもイイけど、歩道に乗り上げて停めるべし!ってこと?
まさにその通り。写真[3]を見て分かるように、写真[2]の標識があるところでは、車は思いっきり歩道に乗り上げて駐車するのがルールです。おかげで歩道は、すれ違うのもやっとくらいの幅になってしまいますが、そういうルールだからっ。おまけに、一段高くなった歩道に乗り上げつつ縦列駐車なんて、難しくない? とペーパードライバーの私は思うわけですが…。
道路とルールの作り方、国によってさまざまですね。