スタンフォードでお見逃し

2009年10月03日(土) 21:53

アメリカ縦横無尽, スタンフォード, パロアルト暮らし

アメリカ滞在中の半年間、頑張ってあちこち見に行きました。でも、遠出をし過ぎてタイムロスが多かったせいか、近場、しかもスタンフォード大学の中で見逃してしまったところ、行きそびれてしまったところがいくつかあるのも事実です。いつか再訪するときが来ることを祈念し、備忘録がてらここでご紹介しておきましょう。

 

[1] 行きそびれた美術館 [2] 夏は休みワインテイスティング [3] 改築中で断念、ハンナハウス

まずは、Cantor Arts Center Museum(写真[1])。スタンフォード大学が所有する美術品の数々を無料で公開する自慢の美術館で、絵画や彫刻はもちろんのこと、ミイラやトーテムポールなど考古学的に貴重なモノから現代美術まで幅広く所蔵しているそうです。建物の外に併設されているロダン彫刻庭園。外にあるという手軽さに、外にあるが故に年中無休という条件が手伝って、『考える人』や『地獄の門』などのロダンの芸術は見逃さずに済みましたが、カンター美術館の方は結局、行きそびれてしまいました。行くたびに休館なんだもの…。月曜と火曜はお休みです。これから行く方はご注意ください。

いつも学生で賑わっている学内のカフェ、COHO(コーホー)。壁にスタンフォード大学出身の著名人が描かれています(写真[2])。日本人にもはっきり分かるのはタイガー・ウッズくらいでしょうか? それよりも注目したいのは、写真中央にある黒板のWINE TASTINGという文字です。COHOでは毎週金曜日の夜、$7で7種類のワインの飲み比べをさせてくれるんで〜す。帰国前にぜったい行ってみよぉ!と思っていたのに、夏学期に入り、学内から学生や教員が減り始めた頃、このイベントもお休みに入ってしまいました(泣)。年度が改まったこの9月に、ワインテイスティングもばっちり復活したようです。行きたかった…。1学期通し券なんかもあるようです。$42。スタンフォード大学での生活はまだまだ始まったばかり!という方は、お試しのうえ、感想きかせてください。

夏まで先延ばしにしていたがために行きそびれたところがもう一つ。アメリカを代表する建築家の一人、フランク・ロイド・ライトの設計した個人邸宅Hanna House(ハンナハウス)の見学です。スタンフォード大学で教鞭をとっていたハンナ教授夫妻の依頼でライトが設計したもので、なんでもかんでも六角形らしい。実際、見ていないのでWebにある情報を書いているだけですが…(写真[3]も他所からの借用なり)。なぜ見られなかったかと言うと、7月にツアーの予約をしようとメールをしたら、改築中だから9月まで待てと言われてしまったのでした。そのときの情報によれば、9月20日にはツアーが再開されているはず。だから、お近くにお住まいの方は、予約して行ってみてください、私の代わりに。ご予約はこちら

何事も一期一会。チャンスを逃さないことです。学びました。だから、次の機会はものにするぞ(いつになることやら…)。