タイムカプセル

2009年08月13日(木) 10:29

アメリカ縦横無尽, スタンフォード

スタンフォード大学の広大な敷地のど真ん中に荘厳な教会があることは以前の日記でご紹介しました。今日は、その教会の前の廊下にある意味ありげなプレートについて。

 

[1] 意味ありげなプレート [2] 09は真新しいです [3] 創立100周年記念プレート

二桁の番号が彫り込まれたタイルが、回廊にズラ〜っと並んでいます。 スタートの数字は「92」で、教会の入り口前あたりから始まり、時計回りに1つずつ大きな数字のタイルが並んでいきます(写真[1])。「99」の次は「00」。そして、「01」、「02」…と続き、「99」まで行ってまた「00」、「01」…と続きます。はて何度繰り返すのか?と思いながら辿っていくと、次の「09」で終わりになりました(写真[2])。しかも、なんだか真新しいです。

察しの良い方はお分かりですね。そうです。毎年一枚ずつ追加されているのです。なんでも、卒業生が思い出の品を入れるタイムカプセルになっているのだとか。スタンフォード大学の設立が1891年ですから、翌年の1892年に最初の卒業生が出たってことですかね。一年で卒業? 他の大学からの編入なども受け入れていたということでしょうか? 細かいことはよく分かりません。

で、これらのタイムカプセル、いつ、誰が開けるのでしょう? 「100年後に開けるらしいョ」というウワサを耳にしましたが、100年も待ったら、卒業生が皆、あの世へ逝ってしまうではないか…。旦那がお世話になっているT先生に聞いてみたけど、いつ開けることになっているのかは先生も分からないそうです。誰に聞けば分かるんだぁ…(汗)。

ちなみに最後の写真は、1991年に開かれた創立100周年を記念するイベントで埋められたタイムカプセルです。2009年のプレートから少し先へ行ったところに埋められています。これも100年後、200周年記念のときに開くのでしょうか? それとも埋めて満足って感じなのか? 

本当は謎を解明してから日記にしたかったのですが、万策尽きて、もう聞く人がいません。スタンフォードのWebサイトも隈無く見ましたが、タイムカプセルをいつ開けるのかは教えてくれませんでした。というわけで、どなたかご存知の方、教えてください。別に分かったからどうってことでもないのですが(笑)、気になって仕方ありません。