ダブルス決勝戦は順当

2009年08月03日(月) 14:52

アメリカ縦横無尽, スタンフォード, パロアルト暮らし

引き続き、USオープンテニスの前哨戦 Bank of the West Classic(バンクオブウエスト・クラシック)の決勝戦の模様をお伝えします。

 

[1] ダブルス決勝戦 [2] ウィリアムズ姉妹が順当勝ち [3] 仲良く声援に応えています

なんだかよく分からないけど、ダブルスの決勝戦も同じチケットで見られてしまうという美味しい仕組みでした。しかもダブルス決勝戦にはウィリアムズ姉妹の登場です。第2シードのウィリアムズ姉妹に、今大会初めてペアを組んだ台湾のチャン・ユンジャン選手とルーマニアのモニカ・ニクルスク選手が挑みます。ノーシードの二人がなんと決勝まで勝ち上がってきました。準々決勝で第1シードのペアを破っているというから、決勝戦にも自ずと期待が膨らみましたが、結果はウィリアムズ姉妹の圧勝。シングルスの半分以下の時間であっさり終わってしまいました。

シングルスの決勝で、3時間に及ぶ接戦を落として意気消沈するビーナス・ウィリアムズが、わずか1時間の休憩の後、再度コートに姿を現しました。それにしても、決勝戦の連チャンって大変じゃないんですかね? プロにとってはなんてことない運動量なのでしょうか? ダブルスの勝利インタビューで、「シングルスではミスが続いたけど、ダブルスではセリーナがミスを半分持って行ってくれるから気が楽よ」なんて言ってました。ビーナスの背中に額をつけて”お姉ちゃん”に何かお願いをしている風のセリーナもいて、ビーナスはやっぱりお姉ちゃんで、セリーナは甘えん坊の妹なんだなってところを垣間見たりしました。姉妹仲良く、ときにはネットを挟んで敵となることはあっても、こうしてお互いに支え合い、高め合ってきたんだなぁ、この二人は!な〜んて少しジンワリきました。素敵な光景でした。

この大会、スタンフォード大学のTaube Family Tennis Stadiumで開催するのは今年が初めてだったようですが、向こう3年間、同じ場所で開催することが決定したそうです。2010年〜2012年の3年間、夏のこの時期にスタンフォード近辺にいらっしゃる方は是非、WTAのサイトをチェックしてみてください。