家庭菜園当たり前
2009年07月03日(金) 10:02
アメリカ縦横無尽, パロアルト暮らし, ベイエリア, ポートランド義妹が結婚式で「家庭菜園が欲しい!」と言っていました。愛する旦那のために食の安全を確保したいなんて、新婚さんですなぁ〜。なんて書いてる私は完全にオバサンだ。そして先日、別の新婚さんに向かってとある発言をしたら「おまえは酔っぱらいオヤジかっ」とつっこまれました(笑)。発言内容は控えさせていただきます…。
それはともかく、義妹の発言つながりで今日は家庭菜園のお話。
友達が少ない上に、積極的に増やそうという努力も怠っている昨今。あまり人のお宅を訪問する機会もないのですが、これまでにアメリカでお邪魔した3軒のお宅の共通点、それは家庭菜園の存在です。
スタンフォード大学の敷地内にお住まいのテリー先生宅には、主にトマトを栽培する“ヘルシー・オーガニック・ガーデン”がありました(写真[1])。ところどころにアルミホイルを丸めたものが刺さっているのは“鳥よけ”だそうです。効き目あるのかどうかは謎…。
ちょっとしたお金持ちエリアとして知られるロスアルトスに新居を構えたS社VPのお宅では、ゆとりあるスペースで、よ〜わからん野菜ばかりを作っていました(写真[2])。中には、栽培している本人でさえ「どんな実がなるのか分からない」というものもあって、余裕を感じざるを得ません。来るハロウィーンに備えて、巨大カボチャの種も植えてあると言ってました。
ポートランドでお邪魔した大学時代の友人宅にも家庭菜園ありました(写真[3])。たわわに実っていたのはサラダ菜や青ネギくらいでしたが、イチゴやトマトも青い実をつけていたし、もう少ししたら夏野菜をどっさり収穫できそうな、そんなお庭でした。お母さんが葉っぱをとろうとしたら、双子の息子が争うように収穫を手伝います。おかげで毎回収穫し過ぎてしまうのだそうな…。
庭付きの一軒家なんて、憧れますね。でもこっちでは結構普通です。もちろん所得が低くて家を持てない人も大勢いるとは思いますが。家庭菜園なんて、東京でサラリーマン生活を送っているうちは絶対に手の届かない贅沢ですが、アメリカでなら少しの背伸びで手が届くのかも? やっぱり土地が広いってイイですね。日本はせせこましくてイカンです。あ〜、帰りたくない(笑)。