OREOのパッケージ

2009年06月29日(月) 04:14

UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, パロアルト暮らし, モノ+コトの話

日本でもお馴染みのOREO、安売りしていたので買ってみました。30個入りくらいのパッケージが2個で6ドル。安いかな? 日本ではあまり買ったことがないので値頃感がいまいちよく分かりません。

 

[1] アメリカでOREOを購入 [2] 開封済みを知らせるスリット [3] タブの存在を知らせる注意書き

帰宅して早速食べてみようと思ったら、パッケージの上部がペロ〜っとめくれるようになっていることに気づきました。“このタブを持ち上げて(LIFT)、矢印の方向へ引っ張れば簡単に開きますよ〜(EASY OPEN PULL TAB)”と(気づいてしまえば)かなり目立つ感じで記されていますが(写真[1])、店頭では、製品の特徴や容量、そして何より2つ買うことが本当にお得なのかどうかという点ばかりが気になって、パッケージには目もくれていませんでした…。日本では、商品の内容を知っている場合が多いということと、仕事柄パッケージに目が行くようになっているということがあって、ここまで目立たせておいてくれれば店頭でも見逃すことはないと思うのですが、異国では、パッ ケージの使いやすさよりも値頃感のほうをずっと気にしているただの主婦だということを思い知る出来事でした(笑)。

ちなみに、一緒に買い物をしていた旦那もパッケージには気づいていなかったので、ペロ〜っと開けて見せてあげたら、面白いけどこんなに易々と異物混入させられそうなのは日本じゃ受け入れられないだろうね、と一言。確かに。ペロ〜っとめくった部分は、キレイに戻して再度フタとして使えるようになっています。おかげで中身が湿気る心配は減りますが(ただし、雑にフタすると隙間あきます)、イタズラもしやすいという難点がつきまといます。

それから、日記を書こうと思ってよくよく観てからやっと気づいた工夫が二つ。

まず、簡単に異物混入できそうなのは確かですが、パッケージを作るほうもまったく気にしていないわけではなく、一度開封したものは、そうと分かるようになっていました(写真[2])。開封すると、2ヶ所に細いスリットが入るようになっています。どんなに丁寧にフタをし直しても、この部分に入ったスリットはごまかせないようになっています。

それと、せっかくの便利なパッケージも、気づいて使ってもらえなければ悲しい限りです。パッケージの端っこを割くように開けてしまう消費者がいるであろうこと、作る側は見越していました。左右両端に“上面のプルタブを使ってね(Open with Pull Tab on Top!)”との注意書きがあります(写真[3])。これも見ずに普段どおりに開封してしまう人、きっといると思うけれど、作る側の配慮としては十分な気がします。そういうユーザーの存在を忘れずにパッケージを作っているという姿勢が何より評価できると思いませんか?