マウンテン・ライオン出没
2009年05月13日(水) 07:29
UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, サインやUIの話, パロアルト暮らし, ベイエリア毎朝、朝食を食べながら、ベイエリアの交通情報や事故・事件に関するニュースを伝えてくれる情報番組を見ています。ベイエリアの中でも、私たちの住むパロアルト周辺は特に富裕層が多く、失業者も少ないので、毎朝のニュースで話題に上ることはほとんどないのですが、今朝は珍しくパロアルトの名前が聞こえてきました。
旦那の通学路の一部でもある町の目抜き通りユニバーシティ・アベニュー付近でマウンテン・ライオンが目撃されたため、特に夜間、子供やペットを戸外へ出さないようにと注意を呼びかける内容です。マウンテン・ライオンというのは、クーガーとか、ピューマとかとも呼ばれるそうですが、一口に言うと、デッカイ猫ですよ、猫。しかも野生。うっ、怖い。小さな猫でも怖いのに、野生の大猫が町を闊歩している姿なんて見たくない。
なんでも、水縁の日当たりのイイところで日向ぼっこをしていたそうです。呑気ですね。人間に被害が出たら彼(彼女?)も射殺されてしまうから、どうぞお互いの幸せのために、早く山へ帰っておくれ。
ところで、少し前に山へハイキングに行った際、マウンテン・ライオンに遭遇したときの対処方法が入り口の掲示板(写真[1])に記載されていたのを思い出しました。
もしマウンテン・ライオンに出くわしたら…(写真[2]/拡大図)
▼イラスト左上:ライオンの方を向いたまま、ゆっくりと後方へ退く
背を向けないようにするのがポイントですね。
▼イラスト右上:手を広げて身体を大きく見せ、叫ぶ
大声を出して怖がらせ、逃げてもらうということのようです。
▼イラスト左下:子供を近くに寄せ、前屈みにならないように気をつけながら子供を抱き上げる
やっぱり、背を向けたり、体勢を崩さないことが大事なようです。
しかし、子供を抱き上げている絵が、子供を差し出しているように見えたりするのは私だけでしょうか?
▼右下:もし襲いかかってきたら、やり返せ!
マジで? まぁ確かに、やられっぱなしだと死んでしまうので応戦するしかないか。
そういうことで皆さん、マウンテン・ライオンに遭遇したときに一番にすることは、カメラを構えることではありません。冷静に、被害を最小限に抑える方法を考えましょう。