テレビCM

2009年04月01日(水) 06:39

UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, パロアルト暮らし, ヒトについて, モノ+コトの話

ちょくちょく無音のCMに出くわします。

キャリア・カレッジのCMなのですが、最後に問い合わせ先の電話番号が流れるまではず〜っと無音。映像では、うちに来ればこんなことを勉強できますよ〜という雰囲気の絵が流れています。“テレビからは常に音が出ている”と頭が思い込んでいるので、はじめて見たときはテレビの故障か、回線の調子が悪いのかと思って焦りました。何度か見た後も、このCMが流れるたびに一瞬「え?」と思ってテレビに目が行ってしまう。これって、実はものすごく有効なCMの作り方ではないでしょうか? もちろん、マネっ子が繁殖して、無音のCMだらけになったらいっきに効果がなくなりますけど…。

関連してもう一つ。こっちで24のシーズン7を観ています。テレビで見逃しても、Foxのウェブサイトで直近の3エピソードくらいは無料視聴できるので助かります。ウェブサイトで視聴するときにもCMが挟まっているのですが、テレビで見る場合と違って、1社のCMが一度に1回(15秒くらい?)流れるだけで、すぐ本編に戻ります。CMの間は早送りができなくなっているのですが、正直、CMがこのくらいの長さだったら、むしろ下手に早送りをして出だしがずれてしまったり、それを調整しようとしてもたついたりするよりも、素直にCMを見ちゃうほうがイイ!ってことでいつの間にか普通にCMを見ちゃってたりして。

テレビ業界、不況のあおりでなかなか大変なご様子ですから、ここらでドカンとCM改革いかがでしょう?