230Vが恋しい
2009年03月03日(火) 04:19
ヨーロッパ所々方々, アメリカ縦横無尽, オランダ暮らし, パロアルト暮らしお湯がなかなか沸かないのだ(笑)。
オランダでは、230ボルトの電圧がお湯を瞬時に沸かしてくれていました。電源を入れれば、5秒と待たずにゴォォォとお湯が沸く音が聞こえてきて、お茶を入れるときにも、お料理に使うときにもほとんど待つ必要がなかったんです。今思えば、オランダの電圧、とても素敵でした。
アメリカに来たら、電圧半減(日本はさらに低いし…)。おまけに、電気ポットを使う習慣があまりないのか売っている電気ポットの種類は少ないし、性能もいまいちっぽい。それなのに結構なお値段。お湯を沸かすためだけに50ドルも100ドルも払いたくなかった私たちは、15ドルという破格値に思いっきり魅せられて、写真のポットを買ってしまいました。
プラグをコンセントに差し込めばON、抜けばOFFという単純なポット。操作部にあるダイヤルにはLowとHighという文字情報があります。“Low”にしてコンセントを差し込むと少し低い温度のお湯(ぬるま湯ってやつですかね)が沸くみたい。でも、沸いたからって電源がOFFになるわけではなく、コンセントを抜くまではずっとなんとなく沸き続けるみたいで湯気がもくもく上がっています。そういうわけで、このダイヤルで湯温を調節できるっていう仕組みも利点もよく分からない(笑)。お料理するときにはぬるま湯が欲しかったりするのですかね?