ゴミの分別とゴミ箱の色

2009年01月27日(火) 20:09

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イタリア, ドイツ, ベルギー, モノ+コトの話
[1] ブリュッセル(ベルギー)のゴミ箱 [2] トリノ(イタリア)のゴミ箱 [3] ケルン(ドイツ)のゴミ箱

写真は各国の駅のホームで見かけたゴミ箱たちです。 どれも似たような色遣い、色分けなので、EUで統制とれているのかと少し期待しましたが、ぜんぜんでした。

写真[1]:
ブリュッセル(ベルギー)の地下鉄駅ホームにあったゴミ箱は、青・黄・白の3色。
飲料のボトル類が青、紙類が黄、食べ残しや飲み残しが白。

写真[2]:
トリノ(イタリア)の鉄道駅構内で見かけたゴミ箱は、青・黄・白・緑の4色。
アルミニウム類が青、プラスチックが黄、紙類が白、食べ残しが緑。

写真[3]:
ケルン(ドイツ)の鉄道駅ホームにあったゴミ箱は、赤・青・黄・緑の4色。
赤が食べ残し、青は紙類、黄は“Packaging”となっているので梱包材かな?フィルム類のことでしょうか。そして、緑はガラスや空き瓶。

共通点としては、ゴミ箱だけじゃなく、ゴミ袋も同様に色分けされていることかな。おかげで多少見分けやすくはなっていますね。でも、どんなゴミを何色に入れればいいかなんてとても覚え切れそうにないから、旅行客にとっての利点はあまりない。でも、全部黒とかだったら、そもそも“分別をするんだ”という意識を持てないだろうから、色それぞれに意味を持たせるというよりも、色分けをしておくという事実が大事なんでしょうね。