数字と曜日
2009年01月22日(木) 20:47
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし, サインやUIの話, ベルギーオランダに来て早々にオランダ語の習得はあっさり諦めたのですが、生活をしていくうえで数字と曜日はある程度知っていたほうがよいと感じ、少しだけ勉強しました(ほんとに少しだけだけど…)。
数字は、毎週土曜日に開かれているマーケットで買い物をするときに使います。英語の分からないオジさんやお兄ちゃんが結構いるので、彼らが言う金額だけでもオランダ語で聞き取れると格段にやり取りしやすくなる。でも、区切りのいい金額限定です。58セントとか言われると、いまだによく分からない。分からなかったときは“たぶん○セントって言ったと思う”という金額よりも“ちょっとだけ少なめ”の金額を渡すと、たいてい“これでいいよ〜”って言ってもらえます。少し小ずるいけど、生活の知恵だ(笑)。
曜日は、テレビで映画を見たいがために覚えました。我が家では31チャンネルもの番組を見られるのですが、そのうち英語放送のものは4つか5つしかなくて、残りはほとんどオランダ語。しかし、オランダ語のチャンネルでも、ハリウッド映画だけは英語+オランダ語字幕での放送になるので私たちでも楽しめます。映画を見ていると、同じチャンネルで近日放送予定の映画のCMが流れますが、その告知はオランダ語のみ。だから、見たいと思う映画のCMが流れたら、画面を食い入るように見て、放送される曜日と時間を突き止めるんです。そんなこんなで、曜日はなんとか全部分かるようになりました。
オランダに来てすぐの頃は、曜日によって異なるお店の営業時間に苦労させられました。曜日も読めなかったし。英語と似ているので想像はつくんですけどね。
写真[1]は、ベルギーで見かけたとある店舗の営業時間一覧です。こういう風に描いてくれれば、曜日を読めなくても理解しやすいですよね。一方、写真[2]は近所のデパートが貼りだした年末の臨時営業時間一覧。これは今まで見た中で一番分かりにくかった。幸い、日付も添えられているのでなんとか読み取れましたが、曜日は飛び飛びだし、開店時間は9:30か12:00の2種類しかないのでまだしもですが、閉店時間は曜日によってどころか、日によってあまりにもマチマチなのでとても覚えられません。これは、オランダ語で曜日を読み取れる、読み取れない以前の問題ですがね…。
こんなオランダでの生活も、残りあと2週間とちょっとになりました。アメリカへ行けば、きっと、いや絶対に、テレビ番組のほとんどが英語だ! ニュースと映画以外の、くだらないコメディ番組とか、早く見たい(笑) 。