犬は待機 その2
2008年12月02日(火) 20:03
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ, サインやUIの話, モノ+コトの話マーストリヒトのとあるストリート。小規模なお店が軒を連ねているところです。
お店の入り口に、小犬…、と思いきや、小犬の銅像でした(写真[1])。ちょうどお向かいのお店の前には、大型犬。の、やはり銅像(写真[2])。こちらもつながれています。ご主人様のお買い物が終わるのを、静かに待っているかのようですね。
“犬をお連れのお客様は、ここに犬をつないでお入りください”ってことをアフォードしている(=メッセージを発信している)のだと思うのですよ。利用しているところを見られなかったので確かではありませんが、犬を連れて平気で店内に入ってきてしまう人、結構いますからね、それを未然に防いでいる好例ではないかと。
銅像作るのにはお金もかかるし、朝夕の出し入れだって大変でしょう(置きっぱなしかもしれないけど…)。それでも、“動物同伴でのお買い物はご遠慮ください”ってこと、紙に書くでもなく、口で言うでもなく、こうやって“手本”を示せば、気持ちよく伝えられますね。