バルト海を渡る大量のお酒

2008年10月14日(火) 23:28

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, おいしいモノの話, エストニア, フィンランド

フィンランドはお酒の販売規制が厳しいみたいで、しかも値段も高いです(あくまでもオランダと比べて、ですが…)。

 

[1] 大量のお酒をお買いあげ [2] 私たちも1ケースお買いあげ [3] 熟年バンドと熟年ダンサーズ

一方、エストニアはフィンランドに比べると全般的に物価が安く、お酒やタバコなど、フィンランドで高い税金のかかっている嗜好品は特に、その安さが目立ちました。

そんなわけで、エストニアからヘルシンキへ戻る船の上には、大量に買い込んだお酒を抱えたり、転がしたりしているフィンランド人がウヨウヨでした。一人で3箱、4箱は当たり前(写真[1])。気軽に持って帰れるように、箱の上部は持ち手に変身するデザインになっています(写真[2])。ちなみにこれは、我々がフィンランド滞在中に飲もうと思って買ってしまった一箱です。言うまでもありませんが、無事に飲み干して帰ってきました。

ちなみに、エストニアとフィンランドを結ぶ船の代金は、一人分往復で、
日曜〜木曜:20ユーロ
金曜:25ユーロ
土曜:29ユーロ
となっていました。お酒を買うためだけにわざわざ往復している人が実はたくさんいるのではないかと思います。船の中に大型スーパーがあって、エストニアの町でわざわざ買ってくる必要もないのですよ。かつてはきっと免税店だったに違いない雰囲気と品揃えのスーパーでした。

とはいえ片道3時間、買い物だけではすぐに終わってしまいます。みんな何をして時間をつぶしているのかと思ったら、大半はバーで飲んでました。仕方がないので(というか、むしろ喜んで)私たちもバーに腰を下ろして飲んだくれていると、バンドが演奏を開始。酒の飲み過ぎが原因としか思えない出っ腹のおじさんバンドの演奏にあわせて、やっぱり出っ腹のおじさんとおばさんが曲にあわせて踊り始めました。みんな、すごいノリノリ(写真[3])。よく動くなぁ〜、体、重たそうなのに(笑)。これは日本ではなかなか見られない光景ですね。 ちなみに、船には若者もたくさん乗っているので、途中で若者向けの曲も流れたりしました。

でも〜、おじさんバンドは若者向けの曲はできないみたいで、CDでした(笑)。