Dutch Design Week その3
2008年10月26日(日) 23:35
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イベントの話, オランダ暮らし週末に、Dutch Design Weekのメイン会場Strijp(ストライプ、と読みます)へ行ってきました。ベルリンやケルンのメッセ会場とかと比べてしまうと、それはもう至極ごぢ んまりとした会場ではありましたが、なかなか素敵なモノモノが並んでいて、楽しめました。
私たち的にも、そしておそらく世間一般的にも一番人気だったのは、Chris Ruheさんというデザイナーの自信作、木製の丸椅子(写真[1])です。薄くカットした木の輪っかを重ねただけのシンプルなデザインですが、微妙な曲線を作るのがきっと難しいのでしょうね。座ると少しゆらゆらしますが、絶妙な安定感で違和感はありませんでした。価格表示がなかったので値段は分かりません。結構しそうです。
土地柄かどうか分かりませんが、ランプの展示も多かったです。写真[2]のランプは、壁に立てかけてあるように見えるデザイン。カサの壁にあたる部分がカットされています。リビングで、コソッと立てかけて使ったら少しオシャレさんな感じしませんか? 子供とか犬とかのいるおうちではちょっと難しいかもしれませんけどね。
写真[3]はリサイクル素材の展示。古紙を強く強く圧縮して、カットしたら、キレイな木目のできあがり。木に戻してみましたって感じ? 写真で分かるかどうか分かりませんが、展示されていた板は、どれもきちんと“木目”になっていて、言われなければ古紙で作ったものだと分からないのではないか、という出来でした。素材として展示されているだけで、まだ製品には発展していませんでしたが、この素材で出来た椅子とかテーブルとかが、きっと近い将来お目見えすることでしょう。
他にも素敵な展示やイベントがありましたが、とても紹介しきれないので、近々アルバム作ってアップしておきます。よかったらそちらもご覧ください。