病は気から

2010年04月09日(金) 11:15

日本発信四方山話, 東京

救急車のお世話になってしまいました。心配をかけるとアレなので結論を先に書きますが、大事には至りませんでしたのでご心配なく。

 

[1] イメージ画像です…

「風邪が長引いて、体内の各所に炎症を起こしやすくなっているが、外科的・内科的な緊急処置が必要なほどではなく、処方された薬を飲み、安静にして自力での回復を待ってください」というのが担当医の診断です。ちなみに寝込み始めたのは先週金曜日の夕方。救急車を呼ぶほどの事態になったのが火曜日の夜。今日に至るまで、結局ほぼ一週間、寝るばかりの生活となりました。仕事が途切れているときで本当に良かったです。

病は気からとはよく言ったもので、救急搬送された後、血液検査、胸部・腹部レントゲン、尿検査などなどカラダの中を専門家に診てもらって、“風邪以外の症状はみられず”と言われたらあっさり安心できてしまいました。救急車を呼ぶ最大の要因となった下腹部の痛みもほとんどなくなりました。激痛に耐えながら救急車の到着を待っていたときの、涙と鼻水をダラダラ流しながら旦那にヘルプを懇願していたときの、あの緊迫感が今は少し恥ずかしく思い起こされます。

とは言え、せっかくの経験なので忘れないうちに気づいたことをメモ。


・自分のために近づいてくる救急車のサイレンはとても頼もしい
・救急隊員さんが患者の家の火の元や戸締まりまで心配してくれる
・横になった状態で乗るエレベータはとても気持ちが悪い
・搬送先の特定に結構な時間を要する
(満床ということで最寄りの病院には受け入れを拒否されたようです)
・救急車、はやい
(道を譲ってくれた方々、ありがとうございました)
・サイレンの音色は実は一定ではない
・夜の病院、寒い
・救急の会計、安い
(救急は金にならない…というドラマでよく聞く台詞はどうやら本当です)
・救急車の料金はかからない
(救急搬送代金を後から請求されるという噂は真実ではなかった)
・電車のあるうちに帰そうとしてくれる



最終的な診察を終えるときにお医者さんが「ご自宅どちらですか〜? あ〜、だったらまだ電車ありますね。気をつけてお帰りください」って言ったのです。わたし的には帰宅するために立ち上がるのも辛い状態だったのですが、お医者さんにしてみたら“電車で帰れるレベル”だったということです。すみませんでした、そんなレベルで救急車を呼んでしまいまして…。この次に急を要する事態になったとき、躊躇してしまいそうです。

何はともあれ、こうしてPC前に座っていられるくらいには回復しました。繰り返すことのないよう、日頃の食生活を見直し、体力増強に努めていきたいと思います。もう若くないってことをまずは自覚しよう…(泣)。