コロナ禍の帰国日記⑦

2021年04月05日(月) 19:13

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, マチとヒトの観察, 泊まるコトコロ
HOMECOMING DIARY - PART 7
We completed the compulsory quarantine, but still have 11 more days to behave ourselves under the supervision of the government. What we are ordered is to avoid any close contacts with others. To prove we are following the rule, we have to check in and report where we are through an app called Overseas Entrants Locator. Tapping a big button once a day is not a big burden. We also need to report that we are doing fine. Accessing to a Website and answer only 2 questions, which is okay. What we feel uncomfortable is that we are always reminded our names will be disclosed if we don't follow the rule.

3日間の強制隔離を終えて、残り11日間の自主隔離期間に入りました。強制隔離対象国以外からの帰国者や入国者には最初から14日間の自主隔離が求められています。

その期間に守るべき内容は、空港で渡された資料↑にあるとおり次の5つです。

  1. 自宅等で待機し、他者と接触しない
  2. 毎日健康状態の報告をする
  3. 位置情報確認アプリと接触確認アプリを使う
  4. 保健所等からの指示に従う
  5. ①マスク着用、②手指消毒の徹底、③三密の回避に努める

海外から帰任する人で「自宅」がない場合は、自主隔離に対応してくれる宿泊施設を利用するのが基本です。わたし達は長期出張中の弟宅を借りています。若い頃に暮らしたアパートとそっくりの間取りで普通の暮らしをできて快適。強制隔離から脱し、アパホテルとそこでの貧しい食生活から解放された安心感から、毎晩ぐっすり眠れるようになりました。時差ボケが落ち着いてきただけかもしれませんが笑。

自主隔離期間中、ジョギングしても良いのかどうか気になっていたのですが、出所の際に確認したところジョギングはOKだそうです。「三密を避けるようにすれば大丈夫ですよー」って。外で見かけるランナー達の多くがマスクをしながら走っているので、倣ってわたし達もマスク着用で走ってみたけど、なかなかコレはなかなかしんどい。それでも、2週間もジョギングなしで屋内に閉じこもって運動不足が続くところに、美味しすぎる日本食を食べまくって太り続ける地獄の連鎖は避けたいのでマスクしてでも走ることにします。

[1] OELからのプッシュ通知 [2] 今ここ!ボタンをタップ [3] 位置情報報告完了

さて、上記5項目をしっかり守ってもらうべく政府が用意した位置情報確認アプリ(Overseas Entrants Locator、略してOEL)は、一日に一度「今すぐ居場所を報告すべし」というプッシュ通知を送ってきます[1]。今までのところ毎日午前中。アプリを開いて「I’m Here/今ここ」という大きなボタンをタップすると[2]、位置情報が送信されて作業完了です[3]。プッシュ通知に気づかずに放置すると何度も送ってきます。おそらくですが、あまりにも続くといよいよSkypeでお叱りを受けることになるのではないかと思う。怒られるの嫌なので試さないけども。

[4] メールで連絡が来る [5] 健康フォローアップの回答 [6] 2問回答送信して終わり

健康フォローアップの回答というのには、少し前までLINEを使っていたようですが、個人情報流出云々があったおかげでメールに切り替えたらしいです。こちらも午前中のうちにメールが来て[4]、リンクを飛んだ先で2つの質問に回答するだけです[5]。

どちらもシンプル操作で瞬時に簡潔するので対応も苦ではありません。どちらかと言うと、「きちんと対応しないと氏名公表するぞ」と脅してくるところが不快です……。