amazon.se始動!
2020年11月26日(木) 18:25
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, スウェーデン, マチとヒトの観察- AMAZON IS FINALLY ACTIVE IN SWEDEN
- I often received a package from Amazon in Tokyo, and got surprised to know there's no Amazon in Sweden 2 years ago. Now, it finally comes and I got excited to use it until I found nothing got my attention. Okay, let's buy books as usual! It was interesting to find an option for Swedes to select whether they receive the package on weekends, as they often go to their summer house on weekends? This confusing option doesn't mean anything as long as you want to select a free shipping option which deliver to the nearest agent, not to your home, anyway.
2020年10月下旬、ついにAmazon.seが動き出しました。トップページはこんな見た目↓。
東京では週に一回以上の頻度でAmazonの荷物が届くような生活をしていたので、スウェーデンに来て「Amazonがない!」ことを知り、軽く仰天しました。でも、Amazon.co.ukやAmazon.deで注文することはできたし、ほとんど引きこもり状態の生活では急いで買わなければならないものもなくて実際にはあまり困らなかった。しかし、いよいよAmazon.seが動き出したとなれば、なんとなく使ってみなければ……と思ってしまい、ちょうどブラックフライデーセールもやってるから何か買おう!とサイト内を物色してみたのだけど、欲しいものは見当たらなかった。そうだ!ヘアゴムだ!と思い、探してみたら20本セットで68.45SEK(約840円)とかして結局高い。それに20本もいらない笑。これならA Good Companyのを買うほうが良いってことでやめ。
やっぱり本だな。229SEK(約2,760円)以上にならないと送料無料にならないので、前から気になっていたムーミンの原著(トーベ・ヤンソンはスウェーデン語系フィンランド人なので原著はスウェーデン語なのです)と本屋で超絶勧められたウナギの本(父と子の物語らしい)の2冊を買うことにしました[1]。
カートに入れて、送付先住所を入力し、そのページの下のほうにある任意の欄は無視して先へ進もうと思ったけれど、週末の配達がどうのこうのと書いてあったので英語に切り替えて確認[2]したら、週末の配達をオンにするか、オフにするかを選ぶことができるようになっているらしく、これはスウェーデンならではというか、日本では不要なオプションだなーと、しばし感心。
で、ためしに日曜のチェックを外したら直下に「チェックを外すことで日曜の配達を選択したことになります」というメッセージが表示されて瞬時に混乱しました。なんでチェックを外したほうの曜日を選択したことになるん? どういうことー?と思いつつ、ここで週末配達オプションを選択できるようになってるってことは自宅まで配送してくれるってことだよね?とか考えながら、とりあえず次へ進もうとするも「Continue/次へ」ボタンがなくてさらに混乱。これはきっとバグに違いないと信じて、唯一存在するボタンらしきもの「Add address/住所を追加」を押したら、先へ進めました。
そして、送料無料の場合は最寄りのagent(郵便窓口)までしか届かないことがここで判明し、さっきの週末がどうのこうのの混乱は一切不要だったことがわかってムカつきつつスッキリするという。
郵便物は窓口まで取りに行く。これがスウェーデンスタンダード。Amazonの荷物も同じ。ごくまれに無料で自宅配送される場合があるけれど、どうしたらその恩恵にあずかれるのかは謎ってことで。