スウェーデンの夏至祭
2019年06月23日(日) 19:15
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, マチとヒトの観察- MIDSUMMER FESTIVAL IN SWEDEN
- We had wondered where to go to celebrate the first midsummer in Sweden, and finally decided to stay in Lund to observe how people in Lund enjoy the day. It looked like all people who stayed in Lund got together to decorate the maypole with flowers and enjoy dancing around it. Many people were wearing lovely flower crowns. Do they put 7 different kinds of flowers from the crown under their pillow that night to see their future husband/wife in their dream?
暗くて長い冬を乗り越えて、スウェーデンの人たちが心待ちにするのがMidsommar(夏至)です。一年でもっとも日照時間が長くなるこの日を国中でお祝いします。われらが住むLund(ルンド)では、日の出が4:22、日の入りが21:54でしたから、日照時間は約17時間30分。毎朝、明るくて眩しくて目が覚めてしまう今日この頃です。
さて、夏至の前日にはスウェーデン各地で夏至祭が催されました。お祭り気分をどこで味わおうかといろいろ調べて、旦那にも会社でたくさん情報を仕入れてきてもらったのですが、結局はとりあえず地元の夏至祭に行ってみよう!ということになったので、いざKulturen(クルトゥーレン文化史博物館)へ。Stockholm(ストックホルム)で行ったSkansen(スカンセン)をすこし小規模にした野外博物館のお庭で夏至のお祭りをするのがLundのお決まりらしい。他にもお祭りができそうな広場のある公園や植物園なんかの様子を朝のうちにジョギングして見てみたけれど、その気配はなし。Kulturenに人を集めるために(かどうかは知らんが)競合するような会場は設けていないのかもしれません。そういうわけで、大人130 SEK(約1,490円)の入場料を払って中へ入ると、町に残っている人がリアルに全員集合してるんじゃないか?と思うくらいに大勢集まっていました-。
みんなで Maypole(メイポール)の飾りつけをして、広場の真ん中に立てて、それを囲んでフォークダンスを踊るんです。みんなすごく楽しそうで、微笑ましくて、見ているだけで笑顔がこぼれてくる、そんな平和な光景でした。この日の夜、7種類のお花を枕の下に置いて眠ると結婚相手の夢を見る……という言い伝えがあるらしいです。ほのぼの。