今週はコペンハーゲンのあれこれです。まず一番の目的地だったラーメン屋。クラフトビールでお馴染みのMikkellerがBento Copenhagenとコラボして作り上げたRamen to Biiru（ラーメンとビール）が偶然にも（なわけない笑）ホテルから近いところにありまして、浮かれ気分で行ってきました。

[1] ラーメンとビールに到着	[2] 冷ジョッキにミケラのビール	[3] 塩ラーメンは塩っ辛い

午後3時くらいでお客さんはあまりいなかったから、どのくらい盛況なのかはよくわからない。わたしが2杯目のビールに差し掛かろうかというときに日本人のお客さんがもう一人来店しまして、そうだよね、恋しくなるよね、ラーメンね、と心の中で共感しておきました。そしてそのラーメンのお味はイマイチだった。迷わず塩ラーメンにしたのだけど、かなり塩っ辛い。ビール屋がビール売りたさにやってるラーメン屋と考えれば、味は濃いめにしておくのが王道かもしれないけれど、それにしても塩の分量多すぎ。スープの味をまったく楽しめませんでした。ちなみにビールはIPAとペールエールを飲みましたがどちらも極上でした。ジョッキも冷えていたしね。次にコペンへ来たときは、ラーメン屋はやめてMikkeller Barのほうへ行ったほうがよさそうです。

さて、ここからは既有知識が邪魔をしてオーダーにてこずった話。

[4] いきなり食券機に出くわす	[5] 混雑時は長居するべからず	[6] 缶ビール自販機もある

お店に入ると写真[4]のような食券機がお出迎えしてくれます。ここでまず「おぉ～」ってなる、日本人としては。そしてとことん迷う笑。え？日本円で買うの？ないけど…。え？お札中止でつり銭切れにランプついてるけど、コインでちょうどよく払えってこと？ おっとなんか注意書きがあるぞ…と思って写真[5]の部分を読む。混んでるときはダラダラ長居するべからずって書いてある。そうだよ、ラーメンはファストフードなんだよ。待っているお客さんがいたらとっとと帰る。コレ常識。そういえばロンドンのラーメン屋は大変なことになっていたもんな…と昔を思い出す。いや、思い出に浸っている場合ではない。どうするか。お隣にあったビールの自販機（写真[6]）を観察。値段が￥55とかになっている。本当に55円ならまとめ買いしたいところである。55DDK（デンマーククローネ）なら約950円か。高いけどこのくらいだろう…、と思い、コイン投入口のあたりを見ると、5、10、20クローネコインのみ使うように！との注意書きがあった。デンマーク人はコイン持ち歩いているのだろうか。スウェーデンはあんなにキャッシュレスが進んでいるのに、デンマークはまだコインをじゃらじゃら持ち歩くのが普通なのか？ いやそれよりラーメンの食券はどうすれば手に入るのよ？

え～い、わからん！ 聞くしかないってーことで、しゃきしゃき働いていたお店のお兄ちゃんをつかまえて聞いてみました。

• ラーメンの買い方：ボタンを押して出てきた食券を持ち、レジへ行ってお金を払う
• 缶ビールの買い方：コインを持っている場合は直接購入。持っていない場合は、レジでお金を払い（ないしは両替してもらい）自販機で購入

食券機にはお金を入れなくてよくて、ボタン押すだけだった…笑。既有知識が邪魔をしてインターフェイスと文脈をまったく読めなかったという講義に持ってこいのネタが手に入りました。ラーメンまずかったけど行って良かった。