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残念な見た目

UGLY GARDEN: The desk calendar presented by FUJIFILM every year contains herb seeds on the back. If I plant them as instructed, my garden looks just ugly as the pictures show. It is good to make the calendar to have another role or fun for users to enjoy after they use it up, but its designer has never imagined how the garden will look like. That’s pitty, isn’t it?

[1] 花の写真の裏に種がついてる [2] 植えると残念な見た目に [3] 水をやるとより残念な見た目

毎年、FUJIFILMが送ってくれる卓上カレンダー(写真[1])の裏面にハーブの種が仕込まれていて、お役ご免になった去年のカレンダーの種を植えてみたのですが、指示通りに植えると写真[2]のようになって、なんか残念な見栄え(笑)。カレンダーに印刷されているお花の写真の裏側に種が仕込まれているので、こういう植え方にしないと芽が出てこられないのです。いやしかし、ホントに残念な見た目。

しかも、日々水をあげていると、紙がクタッとなって、土もつくので茶色くなって、日に日に残念な見た目度合いが増していく(写真[3])。おまけに、もう相当な日数が経つのだが、芽が出る様子は欠片もない。

カレンダーを届けてくれるのは嬉しいし、カレンダーとして使い終わった後にも役割というか、楽しみを持たせているデザインはよく出来ていると思うのですが、実際にユーザーが庭やプランターでハーブを育てる様子までを思い描けていないところが残念。詰めが甘い感じです。

アートとしての生きる形

IKIRUKATACHI EXHIBITION: An interesting exhibition is now open to the public at Tokyo University. Its curator tries to show cranial bones of various mammals and deformities of cows and etcetera as arts. Some of them may look grotesque, but you bear watching if you believe in their artistry.

東京大学伊藤国際学術研究センターで開催されている特別展“生きる形”を見てきました。

=以下、会場の展示からそっくりそのまま引用=
科学と芸術を乖離させた失態は、現代の大学にその責任の一端がある。大学は真理の探究であるはずの科学を経済力の指標としてのテクノロジーと恣意的に置き換え、美への渇望から遠ざけたからだ。だが、愚味な人間たちを差し置いて、科学と芸術は、つねに一体である。そしてそれは、人間が獣に堕さないことを示す唯一の証ですらある。
=引用ここまで=

[1] ニワトリの剥製たちがズラリ [2] 動物の頭骨もズラリ [3] 角のつけ根をマジマジと

深いっ。まさかこのちょっとした展示にこんな深い意味があったとは。そうですか、これらの展示は、大学の持つ資産をただ公開するのが目的ではなく、“芸術”として見せるところに狙いがあったのですね…。

ほんのちょっとした規模ではありますが、思わず見入ってしまうスケール感でした。人間とともに数千年を生きてきたニワトリの剥製たち(写真[1])。牛の奇形の骨も思わず食い入るように見られてしまう。なぜならアートだからか? 私たち動物が生きてきた命の証を語る頭骨の列(写真[2])を、ちょっとコワイような気持ちを一瞬感じつつ、あっさりそれを脇に置いて、「角のつけ根(写真[3])ってこうなってんのかぁ~。繋ぎが美しいな…」とか言いながらマジマジと見つめたりできている自分。うん、なかなかの展示でした。

東京ゲートブリッジ

TOKYO GATE BRIDGE: You have to go up to the 9th floor to start crossing the bridge, and it is still very crowded. Because Haneda airport is quite close, you can enjoy lots of airplanes flying overhead really frequently. The best scenery from the bridge may be the panorama view of Tokyo with both Tokyo Tower and Tokyo Sky Tree.

とある快晴の土曜日。今年の2月12日に開通した東京ゲートブリッジ、別名“恐竜橋”を渡りに行ってきました。

若洲側には、徒歩で橋を渡ってみようというお上りさんたちのための出入り口となる若洲昇降タワーがあります。9階建て。スタート地点に立つために、9階の高さまで上らなければなりません。エレベータもありましたが激混み。エレベータを本当に必要とする人のために健康体の我々はとうぜん階段を利用することになりますが、これが結構きついっす(笑)。9階の踊り場もかなりの人だかりでした。動線を考慮した設計になっていなくて、どうしてもそこに人だかりが出来てしまう感じ。まー、こんなに混んでいるのは今年いっぱいくらいだろうから良しとしよう。

[1] ゲートブリッジ+飛行機 [2] 反対側は行き止まり [3] 道路側を歩く旦那さま

橋の中央部分まではダラダラと人混みが続きます。歩いていると、かなりの頻度で飛行機が間近を飛んでいく(写真[1])ので意外と飽きない。飛行機好きにはたまらない撮影スポットになりそうです。

中央防波堤外側埋立地側の徒歩で行けるぎりぎりのところまでガンバッテ歩きました。残念ながら、徒歩での通り抜けはできません。行き止まり(写真[2])。引き返します。なぜか海側ではなく道路側に限りなく近いところを歩いているのは高所恐怖症の旦那さま(写真[3])。海側は怖くて歩けないらしい。それでも行きたいと思うくらいのお上りスポットです。

最後は東京ゲートブリッジから眺める東京の様子をパノラマでどうぞー。東京タワーとスカイツリーが両方写ってます。分かります?

エクストラコールドマイスター

EXTRA COLD MEISTER: At the Asahi beer’s extra cold standing bar, you are able to experience pouring your own beer. Seems to be very popular service, so I recommend you to order 2 beers as soon as you get to your table and tell your waitstaff that you would love to pour the second one yourself. A tip for you.

エクストラコールドビールを自分で注いでみました。銀座にオープンしているエクストラコールドBARの奥にセルフサーブコーナーというのがあり、希望すればそこで体験させてもらえるのです。

[1] 上質の泡をたっぷりとかぶせ、 [2] 無駄な泡を落として… [3] グラス表面をキレイにして完成

まずグラスの黒いラベルのあたりまで普通にビールを注ぎ、その上にきめ細かい上質の泡をのせます。惜しまずに溢れるまで注いで、キメの粗い泡には流れ落ちてもらいましょう(写真[1]/緊張のせいか、口、あいてる…笑)。表面にこんもりと盛り上がっている泡を棒で静かに落とし(写真[2])、グラスの水平を保ちながら氷水に入れて、流れ落ちる泡で多少べとついたグラスの表面をキレイにすれば(写真[3])、マイエクストラコールドの完成です!

ガイドしてくれる店員さんの説明やその中に挟み込まれるお世辞トークみたいなのが軽くうざかったですが(笑)、バーテン体験、楽しかった。最後に、エクストラコールドマイスターとしての認定証なるものをもらってしまいました。全国4店舗でバーテン体験をして4枚の認定証を集めたら何かプレゼントがもらえるらしきことがどっかに書いてありました。うーん、どうしょう(考えることかよっ笑)。

ちなみにこのバーテン体験はなかなかの人気らしく、うっかり参加を表明するとさんざん待つ羽目になります、わたし達のように。絶対に体験したい方は最初の一杯をオーダーするときに二杯目は自分で注ぎたい旨を伝えておくと良いでしょう。

エクストラコールドテーブル

EXTRA COLD TABLE: Asahi beer’s extra cold standing bar is now open in Ginza, Tokyo. We were lucky to be led to a so-called extra cold table, which is a newly installed service. The table has 4 holes on the corners to keep the beer’s extra coldness until the last drop. It seems to be on trial this year if this works for both the bar and the customers.

銀座の夏の風物詩になりつつある(ホントか?)エクストラコールドBARへ行ってきました。まだオープンほやほや。おまけに曇り空の広がるやや肌寒い日だったということもあり並ばずにあっさり入店できました。そのうえ、氷点下のうまさを最後の一滴まで堪能できる“エクストラコールドテーブル”というのに運良く案内されちゃった。各店舗に一つしかない、レアなテーブルです(写真[1])。テーブルの四つ角に穴が開いていて、そこにグラスをサクッと置く…というか入れることができるように設計されています(写真[2])。抜き差しするのに嫌なストレスはなく、ちょうどイイ感じでした。穴の中を覗くと薄く霜がはっていて(写真[3])、指で触ってみると確かに冷たい。そこへ入れておいたグラスの中のビールはずっとキンキンでした。まー、グラス一杯飲みきるのにさほどの時間はかからないんですけどね…(笑)。

[1] 各店舗に一つずつの試験導入 [2] こうやってグラスを入れます [3] 穴の中は霜はるくらいの冷え

できればなるべく回転をあげたいスタンディングバーとしては、滞留時間を延ばすことに繋がるこのテーブル、どうでしょう? 滞留時間が延びればお食事のオーダーが増えるかもしれない。でも、エクストラコールドが長くキープされるとなるとビールを急いで飲むモチベーションが下がるのでビールのオーダーは減るかもしれない。お食事とビールだと、ビールのほうが利益率が高いような気がする(個人的な予想&印象です)から、売り上げ的にはあまり喜ばしいことではないのでは? いやしかし、ユーザーエクスペリエンスの向上が口コミ効果を上げて集客を増やすとすれば導入もありか?

ということで、今年は各店舗に一台ずつの試験導入らしい。せっかくだからユーザーに軽くインタビューとかアンケートとかすれば良いのに、とか思ってしまう私は職業病ですかね。

2012年4月の読書記録

いつもお世話になっている読書メーターさんで、以下のまとめページを“古い順”に並び替える機能を今さらながら発見! 古い順に並んでいるほうが読むときも流れとして自然だ。ありがとー。暇を見て、過去の読書記録も古い順に並べ替える…かな。

 

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3176ページ
ナイス数:25ナイス

 

アナザーフェイス (文春文庫) アナザーフェイス (文春文庫)
主人公を仲村トオルでドラマ化…という帯を見てしまっているので、主人公の姿が仲村トオルと重なりすぎる。おだてられて目尻とか下がってる絵とか想像容易(笑)。確かにイケメンだ(ビーバップの頃からファンです)。小説としては、オチが分かりやすすぎて盛り上がりに欠ける。暇つぶしには上々でした。
読了日:04月02日 著者:堂場 瞬一

政府は必ず嘘をつく  アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること  角川SSC新書 政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書
東京都が瓦礫の受け入れをあっさりと受け入れたワケ、日本がTPPに参加することにより日本国民が知らぬ間に晒されることになるかもしれない医療や著作権問題の脅威、マスコミがわたし達から“考える力”をいかにして奪っているか…、コレを読むと平和ボケしている自分も気を引き締めて、油断せずに生きる必要が今後ますます高まっていくということを思い知らされる。リビアの皆さんゴメンナサイ。カダフィは悪だと思い込んでいました。いや、思い込まされていました。
読了日:04月03日 著者:堤 未果

スティーブ・ジョブズ I スティーブ・ジョブズ I
そうだったのか、自己愛性人格障害だったのか…。と分かってもなお嫌なヤツすぎて読んでいると腹が立ってくる。横暴、ワガママ、自己中、気分屋、凡人だったら絶対に周囲に受け入れてもらえない人。でも、そんな彼を理解し(ようとし)、ともに闘い、ともに高見を目指そうとする人が現れては消え、消えたかと思いきやまた戻ってくるみたいな、結局ひとを魅了する強い何かを持っていたということは確かなんだろうな。とりあえず、途中ではやめられないので第二巻へつづく。
読了日:04月05日 著者:ウォルター・アイザックソン

グレイヴディッガー (講談社文庫) グレイヴディッガー (講談社文庫)
『13階段』をしのぐ…という帯の文句はちょっと賛同できないが、日本社会の暗部を勢いよく描ききった感じはさすが! ノンストップサスペンスというのはホント。東京の地理がまったく分からずに読むと辛いかもしれません。やはり高野和明氏はスゴイってことで。
読了日:04月08日 著者:高野 和明

おじさん図鑑 おじさん図鑑
冒頭にある“おじさん予想診断”というのを旦那に試してもらったら“すでに完璧なおじさん!”という輝かしい結果となった(笑)。本書の中でおじさんは48種類に分類されていますが、うちの旦那はどれかな? “アート系のおじさん(デザイン系)”を目指していると思われるが、最終的には“夫婦でいるおじさん”に落ち着くのではないかと…。しかし先週の金曜日は確実に“酔っ払いのおじさん”だった模様。なぜかあちこち切り傷だらけの酔っ払いだった。草むらとかで吐いたんかな? 笑えなーい。
読了日:04月11日 著者:なかむら るみ

スティーブ・ジョブズ II スティーブ・ジョブズ II
傍若無人な人生が着々と終焉へと向かっていく様子が丁寧に綴られていました。内に抱えた矛盾とそれがために現れる奇行がいろんなところで腑に落ちるのは著者の観察力と洞察力のおかげ。ジョブズのいちばんの幸せは、ローリーン・パウエルに出会えたこと、彼女に受け入れてもらえたことだと想いながら涙で締めくくりました。やはり偉人の死は辛く悲しいものですね。
読了日:04月13日 著者:ウォルター・アイザックソン

TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫) TOKYO 0円ハウス 0円生活 (河出文庫)
お金がなかった若い頃、自分でいろいろと工夫してモノを再利用したり、節約したりしていたことを思い出し、それをもっと大きなスケールで実践して“生活”を成立させている鈴木さんとみっちゃんさんはスゴイなーと半ば尊敬のまなざし。著者の行動力にも学ぶべきものがある。なんか、自分の生活と人生を見直したくなりました。
読了日:04月16日 著者:坂口 恭平

文房具56話 (ちくま文庫) 文房具56話 (ちくま文庫)
歴史あるものの意義を考えさせてくれるじんわりくる一冊。硯で墨をすり、書道をしてみたくなった。子どもの頃にならっていたけど、あのときは強制されるままにただ文字を書いていただけで、精神的にどうこうってのはなかったから…。今なら何か見えてくるかも。
読了日:04月24日 著者:串田 孫一

響きの科楽 響きの科楽
音楽って物理だったんだなーってことを再認識させられる一冊。音楽と物理を切り分けて教えるのではなく、もっとそのあたりを関連づけて教えてくれたら学びやすかったのではないか? が、音楽を楽しめなくなる子も出てきそうだから判断難しい。とりあえず、かなり難しい科学でした。
読了日:04月25日 著者:ジョン パウエル

中国嫁日記 (二) 中国嫁日記 (二)
相変わらず愛し合い、支え合う二人。中国嫁が東日本大震災の後も日本にいてくれることをとても嬉しく思う。親を大切にしている二人にも考えさせられる。でも、九寨溝と万里の長城には、行きたくなくなってしまった(笑)。
読了日:04月27日 著者:井上 純一

オススメ雑貨屋ZUTTO

RECOMMENDING ONLINE SHOP: ZUTTO knows what kind of service and flow is required by its users. We are able to search products based on to whom or for what reason we send a gift. Just before finalizing the purchase flow, ZUTTO asks users if they are willing to donate the earning points for people in Tohoku. Users sometimes want to send the same gift to more than 2 people. Then, it provides a button to proceed just to change delivery address at the very end of the purchase flow. What a wonderful online shop!

もうすぐ母の日ですね。今年もはなささらで花を買って届けようと思っていたのですが、いまひとつ新商品でグッとくるものがなかったのでやめました。で代わりに、以前から気になっていた“ZUTTO”という雑貨屋さんで見つけた花瓶を送ることに決定! 母よ、もうすぐ届くから楽しみにしていておくれ。

さてそのオンラインショップですが、これがなかなかの優れモノです。ユーザーのニーズをよく捉えて、絶妙なタイミングで気の利いたサービスやフローを提供していました。

[1] 贈る相手やシーン別に探せる [2] さりげなく募金をお願い [3] 同じ商品を別の住所へお届け

ZUTTOで買い物をするユーザーはどうやら私と同じようにギフトとして利用するケースが多いっぽい。そのため、商品は単に商品の種類で分類するだけでなく、“贈る相手”や“贈るシーン”からも検索を出来るようになっています(写真[1])。また、ポイントカード大好きな日本人相手の商売ですから、どこのお店もやっているように購入金額100円につき1ポイントが貯まるというよくあるポイント制度をZUTTOも導入済みです。が、注文内容を確認し、注文を確定しようかというタイミングで“ポイントによる募金のお願い”をさりげなく、且つ確実に気づいてもらえる形で見せてきました(写真[2])。おまけにこれまでの寄付金額も伝えてユーザーの良心に訴えてきます。こうした慈善活動への誘導と支援は消費者の自己価値を高める働きがあるってー話が最近読んだマーケティングと脳科学の本(『マーケターの知らない「95%」』)に書いてありましたよ、そういえば。

さらにもう一つ感心したのは、注文完了の画面から“お届け先を変更してもう一度注文する”へ進めるようになっていることです(写真[3])。たとえば母の日のプレゼントなんかは、北海道にいる実家の母と山口にいる義理の母に同じものをお届けするのが(私の場合は)常です。今回は事情があって、とりあえずまとめてうちに配送してもらいましたが、同じ商品を複数のお届け先に送りたいっていうニーズ、絶対にある。よく分かってるなー。

こうやってユーザーをイイ気持ちにしてくれるオンラインショップに出会うとホントに嬉しくなります。

花王のフック式そそぎ口

KAO’s GOOD DESIGN: The refill package has a great “signifier” for users to unconsciously know how to use the small slit for easier refilling as the 3rd picture shows. When you refill a bottle from a package without the slit, you need to be really careful not to push over the bottle as the 2nd picture shows.

洗濯洗剤ですが、花王の“アタックNeo抗菌EXパワー”を使っています。すすぎが1回で済むってところに共感してもっぱらこの手の濃縮液体洗剤を愛用。水を大切にしたいというエコ発想よりも、短時間で洗濯が終わるというのが一番うれしい。

[1] 手で切れるのは近頃当たり前 [2] 注ぐときは慎重に… [3] フックがあれば安心して注げる

残量が少なくなっていたので詰め替え用を買ってきてリフィルしました。今や普通の行為です。詰め替え用のパッケージ、最近はハサミを使わずに“手で切れます”と謳っているものが多いですよね。で、実際に手で切れる。アタックNeoのパッケージ(写真[1])も、サクッと手で切れました。“手で切れます”と堂々と宣言しておきながら「切れないやんけっ!」とツッコミたくなる粗悪品が乱立していたのはもう一昔前のお話です。

そして今日のお題は手で切れるかどうか、ではなく、手で切った後にボトルへ中身を移すときのことまで配慮したナイスなパッケージについて。詰め替え用パッケージからボトルに注ぐときは、注ぎ口をボトルの口に当て、力んでうっかりボトルを押し倒してしまうような事態を防ぐべく静か~に液体を注ぎ入れます、よね? 慎重に(写真[2])。同じく花王の“バスマジックリン 泡立ちスプレー消臭プラス”の詰め替え用パッケージには、中身をボトルへ注ごうとするときに、いかにも“この切り込みをボトルの口の縁に引っかけて注ぐと詰め替えやすくなりますよー”っていうサインが力強くデザインされていました。ただいつもと同じようにボトルへ注ぎ入れようとしたら、切り込みが自然とボトルの縁に引っかかってた(写真[3]/赤く色づけされているところに注目)、ってくらい力強いシグニファイア(=ユーザを適切な行動へと導く知覚可能なサイン。シグニファイア?という方は“見れば使い方が分かる良いデザイン”くらいに理解してください)でした。

せっかくだから花王の詰め替えパウチすべてに採用すればイイのに…とか素人は思っちゃいましたが、内容物の粘度などにあわせて作り分けているみたいです。花王、ガンバッテますね。

八丈島の玉石垣

TAMA-ISHIGAKI: After we visited at the Hachijo History and Folklore Museum, we were excited about going to see the well-considered stonewall nearby. The wet mossy stones with lots of weeds crawling out of voids among stones looked really beautiful.

[1] 八丈島歴史民俗資料館の庭 [2] 陣屋跡の玉石垣が素敵 [3] 見事に整列してて美しい

本当は八丈富士登山をしたかったのだけれど、滞在中は一度も雲の中から顔を出してくれなかったため断念せざるを得ませんでした。で、雨の八丈島でできることは、温泉に浸かりまくることと美味しいモノを食べることくらいなのだった。でも、最終日にがんばって観光っぽいことに挑戦してみました。八丈島歴史民俗資料館。黒潮の流れにのって遙か中国から辿り着いたヒトやモノ、日本本土から送られてくる流人や彼らが持ち込む技や文化を受け入れてきた島の歴史や島の人たちの温かさを知ることのできる、地味に見所豊富な資料館です。庭には高倉式倉庫なんかもあって(写真[1])晴れた日ならさぞ気持ちよく倉庫のあちこちを丹念に見てみようという気になっただろうに、という感じでした。

ちなみに、最初に通される部屋で見せてくれる10分くらいのビデオ(かなり古い)が何気にオススメです。これを見てから展示を見たほうが絶対に分かりやすい。ビデオを見たおかげで、雨にもかかわらず“陣屋跡の玉石垣(写真[2])”を見に行きたい!という気にもなりました。しっくいなどの繋ぎを一切つかわず、一つの石を必ず6個の石で囲むようにして重ねるというルールを徹底することで、地震にも怯むことのない頑丈な石垣が完成するのだそうです。苔むした石や隙間から顔を出す雑草たちが雨に濡れて一段と美しく見えました(写真[3])。

と、雨でよかったと思えるところを絞り出してみている今日この頃なのだった(笑)。

番号で現在地をお知らせ

COUNTING NUMBERS ON ROADS: It is easy to miss the current location of ours, because the scenery is quite monotonous in Hachijo-jima, a mountain on your left and sea on your right when you drive in a counterclockwise direction. The counting numbers on the road you are driving becomes helpful, though the way of counting is sometimes confusing.

八丈島は、八丈富士を囲む北側と三原山を囲む南側をがっちゃんとくっつけて、結び目の平地に町や空港をつくったみたいな単純な作りなので(地元人よ、怒るべからず笑)、道も、二つの山の周囲と間の平地に走っている幹線道路を数本覚えればだいたい事足りる感じでした。迷っても容易に取り戻せます。

[1] 路肩に配置されている石 [2] 八丈島の観光地図 [3] 連番。たまに飛び番
しかし海岸沿いを走っていると、左手に山、右手に海(逆回りのときは左右逆)という感じで風景があまり変わりません。ボケッとしていると曲がりたいところを曲がり損ねたり、目的地をあっさり通り過ぎたりしてしまいます。そんなあなた(というかわたし達)のために、道路の脇に番号を振った石が置いてありました(写真[1])。観光地図(写真[2])には、その石の配置と番号を伝える二重丸マーク(中の丸は黒)が記されています(写真[3]/八丈町末吉付近の拡大)。どうやら八重根漁港の近くを1番として、島を反時計回りにぐるっと番号付けしているようでした。助手席からだと気づきにくかったのですが、運転席からは絶妙にイイ角度で数字が見えるようになっているらしいです。

島を一周ぐるっと走ると約42キロ(まるでフルマラソンのために作られたかのような距離…)で、番号はぐるっと一周で84番までありました。ってことはつまり500メートル間隔で番号を振っているということになりますが、最初はそれがちょいと分かりにくかった。それと、ぐるっと一周のルートからは外れるけれども、観光客のアクセスが多いと思われる道路には、90番や120番を初番として別途番号を振っているようでした。さっきまで22番だったのに、急に120番とかにぶっ飛ぶから少し焦ります。

と、完璧ではないにしても、高知で見かけた交差点のアルファベットよりは単純で分かりやすい観光客への配慮かなーと思いました。もちろん、高知よりも単純な地形だからこそ…ですけどね。