国宝五重塔制 @明王院

2025年08月07日(木) 14:19

日本発信四方山話, 広島
CHASING JAPAN’S NATIONAL TREASURE PAGODAS
After learning at a local museum that only nine of Japan’s sixty five-story pagodas are National Treasures, we began chasing them. This summer, we visited Myōō-in in Hiroshima—its stunning 14th-century pagoda is one of the oldest. Three more to go!

日本国内にある60基の五重塔のうち9基が国宝に指定されているという情報を、旦那の実家から徒歩数分の瑠璃光寺資料館でゲットして以来、旅の予定を組んだり解いたりいろいろ考えているのですが、今夏はとりあえず、山口帰省の帰り道に広島県の明王院へ寄ってみようぜ!ってことになりました。

40℃近い猛暑日に、明王院へ到着。

鎌倉時代の元応3年(1321年)に建立された本堂も国宝らしい。

お隣にそびえたつのがお目当ての五重塔です。貞和4年(1348年)、室町時代の建立。

 本塔の心柱が一層の天井で止まっているところが全国的に珍しいとか、法隆寺・室生寺・醍醐寺・海住山寺に次ぐ5番目の古さを誇るとか、そのあたりが評価されての国宝指定ってことかな。たぶん。本堂とおそろいの屋根の形が美しいですね。

参拝客は、わたし達の他にもうおひとりだけでした。暑いしね。一休さんも日陰に避難しておられた笑。

残るは、奈良県の室生寺、京都府の醍醐寺と海住山寺の3基です。

そうだ 京都、行こう(たぶん秋)。