備後弁の注意喚起

2025年08月08日(金) 13:21

日本発信四方山話, 広島
BINGO DIALECT ROAD SIGNS
A summer trip to Fukuyama's national treasure Myōō-in turned into a survival mission under the blazing sun. A spontaneous drive to Tomonoura revealed charming temples, coastal views, and witty road signs in Bingo dialect politely scolding tourists.

国宝を有する明王院は広島県福山市にありまして、けっこう街なので、レンタカーは要らないだろうと思っておりましたが、暑い中、慣れない街をバスで移動するとかアホなことをやったら、バス停から明王院までの道のりが暑すぎて死ぬ寸前。あっさりギヴアップして、2日目にはレンタカーです。

そして急遽きまった鞆の浦までのドライブ。

阿伏兎観音(あぶとかんのん)まで足を延ばしてみたり、

鞆の浦の町を歩いて、ドラマや映画でおなじみの常夜灯に寄ってみたり、

そして、鞆の浦の散策で個人的に一番の見どころだと思うのは、県道47号線に設置されている注意喚起の看板たちです。

[1] この道 県道じゃけぇな。 [2] 生活道路なんじゃわ [3] 車がよぉけん通るよ
[4] 車のもんも怖いんで! [5] 道の真ん中を歩きなんな [6] 縁を通らにゃひかれるで

要約すると、「観光で来とるのはええけど、道の真ん中ばっか歩きょーったら危ねぇけぇ、ちぃと端っこ寄ってくれんかのぉ。こっちゃあ普段から通っとるけぇ、頼むで〜」ってことですね。備後弁はChatGPTに教えてもらいました笑。

猛暑日だったし、まだ午前中だったしで、観光客の姿はまばらでしたが、混雑する日はえらいこっちゃなんだろうなー。 県道(に限らず)、車には気をつけましょう。