三島駅前で楽寿園散歩

2024年10月15日(火) 10:20

日本発信四方山話, 静岡
A SERENE STOP IN MISHIMA
During a work trip to Suruga Bay, I visited Rakujuen Park in front of Mishima Station for the first time. Originally a royal villa, the park is now managed by Mishima City. The highlight is Kohama Pond, fed by spring water from lava flows of Mt. Fuji. Despite recent water shortages, the pond was almost full during my visit. Unfortunately, the craft beer spots I hoped to visit were closed.

駿河湾でのお仕事ついでに、三島駅前の一等地に残る公園にはじめて足を踏み入れてみました。三島市立公園楽寿園。9月にはじめて訪れた桂離宮と同様、この楽寿園も、もともとは皇室(小松宮彰仁親王)の別邸として造営されたものを三島市が受け継いで管理運営しているらしいです。アルパカやカピバラのいるどうぶつ広場があったりして、市民の憩いの場です(有料ですが)。

園内には、現在は採石が禁止されている鞍馬石でつくられた灯篭があったり、

立派すぎる松の木があったり、

見どころ満載ですが、一番は楽寿館とその裏手に広がる小浜池ですね。

約1万年前の富士山の噴火の際に流れ出た溶岩(三島溶岩流)の間から湧水が出ていて、毎日水位がちがうそうです。地球温暖化の影響かどうかはよくわかりませんが、近年は渇水時が長くなっているそうな。それでも、一昨年よりは水量豊富で、わたしがうかがったときも富士山の恵みに満たされていました。

三島は水がキレイだし、富士山見えるし、東京まで新幹線ですぐだし、住んでも良いなーってなんとなく思っている町なので、仕事ついでに寄れてよかったけれど、狙っていたクラフトビール屋が軒並み休業日だったのが心残り笑。