はじめての北大植物園
2024年09月17日(火) 14:14
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 北海道, サインやUIの話, リサーチャーの知恵袋- BOTANIC GARDEN, HOKKAIDO UNIVERSITY
- The Hokkaido University Botanical Garden, located about 10 minutes from Sapporo Station, was a childhood curiosity that I visited for the first time in my 50s. With blooming plants like potentilla (kinrobai in Japanese), trumpet vine, and more, the garden offers a relaxing hour-long stroll. The Northern Cultures Plant Garden, highlighting how indigenous peoples used local plants, was particularly interesting. Additionally, the garden features exhibits on wildlife, but the confusing map design adds unnecessary challenges to navigation.
札幌駅から徒歩10分くらいのところに「北海道大学植物園」というのがありまして、子どもの頃から存在は知っていましたが、50歳を過ぎてはじめて行ってみました。
入り口でもらった「見ごろ情報」を頼りに、(写真順に)キンロバイ、アメリカノウゼンカズラ、ハマナスの実、エゾマツムシソウ、エゾトリカブト、ホオズキの実などを眺めながら、のんびり歩くと1時間では足りなくなるくらいの規模。札幌で小1時間を持て余したときにはもってこいのお散歩コースです。
「北方民族植物標本園」はかなり端っこにあって人気もなさげでしたが、アイヌ民族をはじめとする北方民族が土着の植物をどのように生活に活かしていたかを紹介していて興味深いです。
用途別の分類もありました。
入り口の脇にある宮部金吾記念館だったか、北方民族資料室だったかは忘れましたが、松浦武四郎による『アイヌ昆布採りの画』が展示されていたり、
博物館には、ヒグマやエゾシカのはく製があったりして、植物以外の見どころも豊富です。
しかし、案内の冊子に描かれている園内マップを、
見ごろ情報にもそのまま使ってくれれば良いものを、
90度、ゴロンと転がしてくれちゃっているものだから、園内の散策には必要以上の認知負荷がかかります。なぜこうなってしまったのだろう笑。