浦賀の渡しと東西叶神社

2024年03月06日(水) 15:01

日本発信四方山話, 神奈川
A DAY TRIP TO URAGA
There are two shrines facing each other across the Uraga bay, and a small boat is almost always ready to deliver tourists to the opposite shore. The carvings of the shrine buildings on the west looked gorgeous, though the view from the one on the east was better. It was a nice day trip destination.

旅に出ない週末はご近所の三浦半島めぐりです。3月最初の晴れ間を逃さず、浦賀まで行ってみました。

まずは浦賀港の東側にある東叶神社へ。

勝海舟が咸臨丸での太平洋横断前に、船旅の安全と自身の精神鍛錬を祈願して行った断食修行の際に利用したと伝わる井戸があります。

修行の場となった明神山山頂からは、東京湾の向こうに房総半島を一望できるという絶景。

下山後、「浦賀の渡し」を利用して、浦賀港の西側へ渡ります。なんとなく「手漕ぎ」を期待していたのでアレでしたが笑、おかげさまであっという間に対岸へ到着です。

吊り手が変な形をしていました。気づくまでやや時間を要しましたが「叶」の字ですね。

続いて西側にある西叶神社。天保8年(1837)に焼失したあとかなりのお金をかけて再建されたという社殿がご立派。特に安房の代表的彫刻師、後藤利兵衛義光による彫刻の数々が素人目にもスゴイ。

ちなみに、浦賀と言えばペリー来航!と学校で習いましたが、ペリーの気配を感じる場所は見当たりませんでしたとさ。