水を浴びずに済む仕掛け
2024年01月19日(金) 10:34
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 大阪, リサーチャーの知恵袋, 泊まるコトコロ- YOU CAN CHECK WATER TEMPERATURE BEFOREHAND
- A hotel in Osaka offers a gorgeous experience with a shower. You can choose either overhead shower, body shower, or hand shower. When you turn an overhead shower, you normally need to suffer from tolerating a cold shower for a few moments until it turns out to be suitable temperature. This one lets you to check the water temperature with your leg first, which is thoughtfully designed, isn't it? Personally, I prefer taking a bath to taking these various showers, but do Westerners like this? If they do, I feel sorry for not providing "how-to-use" information in English.
昨年泊まったホテルのお風呂場でひときわ印象的だったのがこちら。
なんじゃこりゃ~って感じ。いきなり使うのは危険なので、使い方を読もう。
お湯を出すためのハンドル(つまみ)は「オーバーヘッドシャワー」「ボディシャワー」「温度調節」「ハンドシャワー」の順に上から並んでいて、「なにも考えずにいちばん上のハンドルをグイっと回したら真上から冷や水を浴びることになるやつだ……」とまず思いました。ですが、「オーバーヘッドシャワー」と「ボディシャワー」用のハンドルは、回すとまず「温度確認」というところで一旦止めるように促すつくりになっていました ↓ 。
ハンドルを「温度確認」のところまで回すと、このゴッツイ操作パネルの一番下にひそかに存在する吐水口から、ほどよい温度に変わろうとしている最中の水がジャバーっと出てきて、足で!温度を確認できるという仕組みです(ピンぼけ写真 ↓ ですみません)。
よく考えられていますねー。適温になったのを確認してからハンドルをさらに回して頭上なり、前面なりから噴射されるシャワーを浴びるというわけです。
こんなゴッツイシャワーシステムが必要か?と問われたら、1ミリも必要性を感じないわけですが笑、他では見かけたことがないので紹介してみました。湯船に浸かる習慣をあまり持たない欧米人には好評……なのかも。しかし、使い方やラベルに英語表記は見当たらず。申し訳ない笑。
ちなみに現場は、ホテルフォルツァ大阪北浜です。