熊野本宮大社と八咫烏

2022年11月07日(月) 16:44

日本発信四方山話, 和歌山
KUMANO HONGU TAISHA WITH A THREE-LEG-CROW
Since the time of its foundation, Kumano Hongu Taisha was situated on the Kumanogawa River's sandbank known as Oyunohara. After the river flooded in 1889, the surviving shrine buildings were relocated to the present location. Yatagarasu, a crow with 3 legs and a messenger of the gods of Kumano, was everywhere in the shrine.

世界遺産 熊野本宮館にて「那智参詣曼荼羅」の複製を拝見し、その愛らしいポンチ絵っぷりにうっとりしてから熊野本宮大社へ向かいました。

そして手水舎で一羽目の八咫烏にご挨拶。

日本を統一した神武天皇が道に迷われないようにお導きをしたとされる八咫烏。三本足はそれぞれ、天・地・人をあらわすと言われています。

熊野本宮大社の主祭神は家都御子大神(けつみこのおおかみ)で、来世を司るらしいですが、社殿の大きさで判断してうっかり前世を司る速玉大神(はやたまのおおかみ)を祀る社の前でいの一番に手を合わせてしまいました。そうです。間違えました笑。でもまぁ、来世へのご利益は辞退するってことで大丈夫笑。

境内にある八咫烏ポストにとまっている八咫烏さんはマスクをしておられました。

熊野本宮大社は、1889年の水害で今の場所に移築されたものなんですね。もともとあった場所は「大斎原」と呼ばれ、大切に保存されています。

天下一大鳥居は平成12年に竣工されました。羽ばたく八咫烏さんもお側におられました。八咫烏推しがスゴイです。流されて「八咫烏だるま」を買ってきました。年明けにでも片目を入れて、なにかお願いごとをしましょう。白目を向いたままでもけっこうカワイイけどね。