夏休みは函館スタート
2022年08月02日(火) 16:56
日本発信四方山話, 北海道- OUR SUMMER HOLIDAY STARTS FROM HAKODATE
- We flew to Hakodate to start our summer holiday. Hakodate was an important port for trade with foreign countries in the old days, and that's true even before Japanese came in from the main island. Hakodate city museum of Northern peoples could be the right place to learn about it. There were some examples of those days, like a beautiful gown from old China and a carved ivory of walrus that must be given from Aleut to Ainu. It was a nice start to look around the town of Hakodate until I got a call from the hotel we were supposed to stay on the following day.
6月に道東へ行ったばかりですが、7月の夏休みは函館からスタートです。細かく刻んで途中観光しながら札幌の実家を目指し、最後に両親をお墓参りに連れて行ってあげるというまるで親孝行な旅。でも実は、親と一緒はたったの2泊。倍の4泊を使って道南ドライブです笑。
函館ではまず、旧函館区公会堂へ。TVドラマにもなって大人気の漫画『ミステリと言う勿れ』の11巻に登場したバイト会場のモデルです。 黄色が多めの外観が意外にも落ち着きを醸し出していて素敵でした。
元町をぶらぶらして、八幡坂(通称チャーミーグリーン坂)をチラ見。通称の意味がわからない人はYouTubeで確認してね。
つづいて函館市北方民族資料館ですこし涼んで休憩くらいのつもりでしたが、意外にもお宝が山盛りで見入るなど。こちらアムール川下流域に暮らしていた山丹人から樺太経由でアイヌにもたらされたと言われる山丹服(蝦夷錦)。アイヌの装束に「龍」の柄は見たことがなかったのでちょっとした驚きでした。
セイウチの牙でつくった小刀の鞘。セイウチ漁の様子が描かれていて面白い。
天明5年に描かれた地図は、北海道の形が奇妙なことになってます。それなのに海上を結ぶ2地点間の距離は驚いたことにかなり正確なのだとか。
そして、個人的に最大のお宝だと思ったのはこちらの北海道地図。
寄ってみると、アイヌ語でなんと呼ばれていた場所かが記されています。とりあえず、6月に行ったタウシュベツを探してみました。「チフタウシヘツ」ってところがそうじゃないかなーと思うけど、確信はなし。
その後、30年ぶりくらいに函館山へ登って町を見下ろしてみたり、
ホテルへチェックインしてから走って五稜郭まで行ってみたりと、
函館を満喫しているところへ、翌日宿泊予定の宿から「従業員にコロナ感染の疑いが出てしまいまして……」という衝撃的な電話がかかってきて凹むとか、なにげに慌ただしいスタートとなりました。
しばらく北海道の話がつづきまーす。