町まとう家にお泊まり

2022年06月22日(水) 14:49

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HAY-WEARING HOUSE
It's the smallest house among 5 houses the hotel offers, but it's built on a hill which guarantees a nice view. The hay is a symbol of the town, and its fermentation heat could be used as an insulation for the severe winter weather of the region. That's the original idea of the house, which won the competition among students who study architecture. I'm not sure if the idea actually works because it was a hot day, but loved to be surrounded by the greens on a hill.

十勝の旅、いちばんの目的は MEMU EARTH HOTEL に泊まることでした。

競走馬の生産と育成を行っていた大樹ファームの跡地、実に56,000坪にもなる敷地と牧場の機能を利用した寒冷地適応住宅実験がこのホテルの端緒です。プロジェクトの一環として「学生のための住宅デザインコンペ」というのが催され、初年度に最優秀賞を受賞した早稲田大学による設計の「町まとう家」に泊まりました。

「町まとう家」の外観。たしかに「牧草」をまとってます

大樹町のシンボルとも言える牧草とその発酵熱に着目し、人が衣服をまとって暖を取るように、家に牧草をまとってもらうという発想で生まれたのが「町まとう家」です。

内壁にも牧草。光がアクリルケースに反射してます

外壁だけでなく内壁にも、アクリルケースに入れた干し草が活用されていました。断熱効果はよくわかりませんでしたが、外からの光がアクリルケースに反射して、ちょっとした明かり採りの効果が感じられました。

窓の向こうに見える景色

窓の向こう、遠くに他の宿泊棟が見えます。この「町まとう家」のみが道路側のすこし小高いところに建っているため、敷地を見下ろす感じで眺望抜群でした。

外には縁側と小さなお庭

外には縁側と小さな庭。テーブルと椅子があったので、ずーっとそこでビール飲んでましたとさ笑。

明日は、Webサイト上にあまり情報のない露天風呂を紹介しまーす。