コロナ禍の帰国日記⑧

2021年04月14日(水) 15:41

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, デンマーク, フィンランド, マチとヒトの観察
HOMECOMING DIARY - PART 8
For those who might fly out from Europe to Japan under the pandemic condition, here is how the shops and restaurants at Kastrup airport were at the end of March, 2021. Only some cafes opened and offered snacks and soft drinks. Duty free shops were all closed. Among those, Illums was surprisingly open, though I'm not sure if it was a tentative situation. At Vantaan airport one small duty free shop and ittala were open, no Marimekko or Moomin shop. Without shops, restaurants, and lounges, it's pretty tough to kill time, that's what I recognized and you need to be prepared for.

自主隔離期間の最終日を迎えています。釈放の合図がどんな感じで届くのか情報がまったくないのですが、明日になったら「今すぐ居場所を報告すべし」というプッシュ通知や「健康フォローアップの回答をせよ」というメールがぷっつり来なくなるのでしょうか? それとも釈放通知が届くのでしょうか? なにげに楽しみです。

それはそうと、今日はデンマークKastrup空港の様子を書いておくことにします。以後、日本を目指して飛び立つ同胞たちのために。

空港の喧騒をまったりと眺め続ける2人組の女子↑はコロナ禍なんかお構いなしにいつもどおりでした。マスクとかさせられているのを期待していたのでちょっと拍子抜け笑。

手荷物検査場を通過したらすぐに免税店を通過させられる導線になっているのですが、免税店は全面閉鎖されていて、脇道へ誘われました。あぁ~、免税店で化粧品を買おうと思っていたのにぃー泣。

SAS(スカンジナビア航空)のラウンジはさすがに開いていましたが、FINに乗るわたし達は使えないし、FINのラウンジは閉まってました。飲食店は、Espresso Houseなど軽食を提供するカフェが数店営業しているだけ。売り場を増床したLEGOもシャッターガラガラ降りてました。唯一に近い感じで開いてたのは北欧雑貨の店 ILLUMS です。しかし、ここで買えるものはほとんどすべて日本でも買えるのでいまいち食指は動きません。

FINのプロペラ機に乗り込み、「よーし、Marimekko(マリメッコ)で新作のワンピースを買うぞ!」と気合十分にフィンランドのVantaan空港へ降り立ちましたが、閉まってましたー笑。iittala(イッタラ)は開いていたけれど、すでに容量オーバーの重さの機内持ち込み手荷物を両肩から下げている状況で割れ物なんて買えるかいなー。ムーミンカフェもムーミンショップも閉店中。

あとは、360度ぐるりと設置されたディスプレイに映し出される森や湖の映像を眺め、聞こえてくる鳥のさえずりや葉音を聞きながら搭乗時間を待つしかありません。

すでに2週間前のことなので(2021年3月30日の話です)状況は変わっているかもしれませんが、正常化するまでは似たようなものでしょう。特にラウンジ使うのあたり前という空の旅を謳歌していた人は時間を潰すのに苦労するはずです。そういうわけで、よほどの用事がない限りは帰国とか考えないほうが良さそうです。がんばって各地での生活をエンジョイしてください。