森の避難所

2020年11月02日(月) 18:05

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SAFE SHELTER IN THE WOODS
In a woodland, we often find a foot of a big tree with dead branches covering it, and I have kept wondering what it meant. As I found some completed versions, I can now say it's a safe shelter for those who happen to stay there overnight or who wants to hide from the heavy rain or storm for a while. The big one would be able to accommodate 3-4 adults. I now guess many Swedes learn this kind of survival methods in a woodland from childhood.

以前からちょいちょい、木の根本に枯れ枝を立てかけているところ[1]を目撃し、どんな意図があるのだろうか?と不思議に思っていました。「宗教的ななんかじゃない?」と適当なことを言う旦那に対し、「森でのサバイバル術として子どもたちが練習するんだよ、きっと!」と反論して白い目で見られていたのですが、先日はしごした森のひとつで、完成形に近いものが2つ並んだものを発見しました[2]。きちんと入り口があって、子どもなら2人は腰をおろして雨宿りできるくらいのサイズでした。

[1] 木の根本に枯れ枝ならぶ [2] 入り口つきの完成形? [3] 巨大なヤツが出現!

そしてまた後日。いつものシイタケ屋からのジョギングルートでこれまでにも何度も行っている森に突如、巨大な避難所(と命名)が出現していました[3]。その存在を気にもとめず通り過ぎていく人たちの背丈と比べるとその巨大さがわかります。

大人2人が立ったまま中で過ごせるくらいの空間でした。中から森を見るとこんな感じ↓。

木の根元に作られた避難所の中は広々してました

半径2メートルくらいかなー。大人3~4人は横になって寝られそうな広さでした。やっぱりこの国では、このくらいのサバイバルは余裕でできるように小さい頃からちょっとずつ学んでいるのですよ(たぶん……いまだ推測)。